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僕は気づけば頭と胸に包帯を粗く巻かれている姿見に映った自分が見えた。だがその鏡はとても大きく、鏡側からホシノとシロコも見えた。僕が二人のもとへ行こうとすると、不吉な金属音が聞こえた。腕を見ると鎖で繋がれていた。ホシノとシロコも同様に鎖で繋がれていた。そしてホシノが覚めた。ホシノは目を見開いて、さっきの僕の行動を繰り返した。ホシノは思いっきり鎖を引っ張り、外そうとした。だが17の筋力ではどうにもならなかった。シロコも覚めて、自分の腕を確認した。シロコも外そうと頑張っていたが、為す術なく鎖は外れなかった。すると奥から音がした。ねこのようなやつだった。「1436番、動くな!」番号?僕は自分の胸元を見た。そこには1437と書いてあった。「聞こえているのか!1436番、動くな!」ホシノの事だろうか。ホシノは今必死に鎖を外そうとしている。ホシノの胸元には1436と書いてあった。するとそいつは中に入ってきて、ホシノに何か見たことない銃のような物を突きつけた。ホシノは先輩の意地で怯む事無く、その銃を頭で跳ね飛ばした。すると銃が地面に落ち誤爆しとてつもない電子音と共に大量の光が目を襲った。キヴォトスでいうレールガンに近い感じか?ホシノは未だに抵抗している。シロコもホシノの抵抗を見て、シロコもちょっとだけだが引っ張ったり曲げたりして抵抗を始めた。
そいつがそのレールガンのような銃を取ると、次は僕に照準が向いた。すると壁から重低音が聞こえ、壁が突き破れた。そこにはあの学校の前で話した少年、歌澄が立っていた。歌澄は三角形の武器のようなものを奥にいるねこのようなものに突き付け、「お前たちは不法な実験で指名手配されている。そして、僕の友達を傷つける事は、どんな罪より重いか、知ってる?」と共に三角形の武器の角度を変え、金属音が鳴った。すると僕たちに笑顔で注意した。「ちょっとうるさいかもしれないけど、少し我慢してね。」するとねこがあのレールガンみたいなものを放った。そしてねこの方に向くと一気に鋭い目付きになり、その弾道を跳ね飛ばしながら、「集録、第三の殊、シークレットサウンド!」といい、周りが武器から放たれた超音波で視界が揺れ、壁、実験器具、そして鎖にまで穴が開き、ねこが音波分解され、粉々になった様子が見られた。物凄く高い音でこの技を受けている為、そろそろ耳が壊れそうだ。
技が終わり、僕達は鎖が溶けた事に気づいた。