テラーノベル
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都内某所、超高級タワーマンションの最上階の部屋。
近年、不動産の高騰によりその部屋は購入額が数億になっていた。
そこに住む1人の美少女。
その美少女は限りなく透明に近い金髪のような髪型。
そして、玲瓏とした白磁のような肌に湖のような瞳。
その憂いを秘めた瞳は部屋の窓から下界を見下ろす。
東京の宝石を散りばめたようなネオンの光。
とても綺麗な夜景だった。
しかし、その美少女は千里眼の能力を持っている。
夜景を見渡すだけで東京全ての人を見ることができた。
千里眼だけでなく、全ての超能力があり、全ての人の気持ちをテレパシーで感じることができた。
東京は欲望の街だ。薄汚い欲望を持つ人だらけだ。
しかし、中には純粋な気持ちを持つ綺麗な人もいる。
美少女はそう言った綺麗な人、特に女性を好んだ。
見た目も綺麗で、気持ちも綺麗な人……。
そういう人たちを集めて、コレクションしたい。
いつしか、美少女はそう思うようになる。
美少女は全ての超能力が使え、いつしか超能力者たちを束ねるようになった。
美少女は美しい人に囲まれて暮らしたい。ただそれだけ。
しかし、周りの超能力者たちは無能力者を排除し、超能力者だけの国家を作りたいという思いを持つ者が現われた。
美少女は過去の記憶がない。
過去も未来も興味が無いが、そう言った超能力者たちに祭り上げられて、このマンションも送られた。
何不自由ない生活。でも、何かが足りない。
気に入った見た目も中身も綺麗な女性を、能力でおびき寄せ、部屋に招き入れ生きたまま硬直させ飾ってある。
綺麗な女性を全裸で飾り、たまにその身体を撫であげる。
それがこの美少女の唯一の娯楽であった。
最近は、警察内で話題の美少女探偵がお気に入りだ。
彼女は下手な推理しか興味が無い。
でも、それだから純粋な気持ちしかない。
そして、何故か彼女にシンパシーを感じている。
何回か能力でおびき寄せようと思ったけれど、何故か能力が効かなかった。
能力が効かないなんて、初めての体験だった。
それがまた、歯がゆくてゾクゾクした……。
いつか、美少女探偵の身体が欲しい。
そして、コレクションに加えたい。
美少女探偵を千里眼で見ると、ちょうど美少女探偵はお風呂に入っているところだった。
姿を能力で見ることは、なんとかできた。
ちょうどいい、この部屋の少女はそれを念写した。
裸の美少女探偵の姿をすぐに大きな写真にした。
その美しい姿に見蕩れる少女。
そして、その写真にキスをしたのである。
恵
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#探偵
橘靖竜
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コメント
1件
3話読みました〜!千里眼で全てを見下ろすのに、心は空虚で…美しいものを永遠に閉じ込めてしまう感じ、すごくダークでゾクゾクしました。美少女探偵にだけ能力が効かないのも気になるし、浴室の写真にキスするところ、歪んでて美しくて…。この子の過去とか、なんで能力が効かないのか、続きが気になります🥀