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この後もう一個投稿するけど、今回学パロですヨ!!
このあと投稿するやつ学パロにするか日常にするか悩んでる🤔💭
どっち選んでも選ばなかった方は明日投稿されるんだけどね😉😉
今回も結構長めなのですが、最後までお楽しみください!!
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⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・学パロ注意
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
※この先設定等書いております。確認した方が楽しめますが、飛ばして頂いても十分内容は伝わると思います◎
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【登場人物設定】(学園パロディ)
主人公:
名前
▶︎ ないこ
年齢
▶︎ 18歳(高校3年生)
他メンとの関係性
▶︎ 同じ高校に通うメンバー。生徒会長を務めており、学校行事や生徒会の仕事に全力で取り組んでいる。責任感が強く、周囲からの信頼も厚い。生徒会の仕事を通して、いふとは特に息の合う相棒のような関係。
***
名前
▶︎ りうら
年齢
▶︎ 17歳(高校2年生)
他メンとの関係性
▶︎ グループ内最年少。メンバーから弟のようにかわいがられている。高校生活と勉強を両立しながら、歌やダンスにも熱心に取り組んでいる。
***
名前
▶︎ いむくん(ほとけ)
年齢
▶︎ 17歳(高校2年生)
他メンとの関係性
▶︎ グループのムードメーカー。クラスでもよく目立つ存在で、休み時間にはいつも誰かと話している。りうら、初兎とは同学年で、よく一緒に行動している。
***
名前
▶︎ 初兎
年齢
▶︎ 17歳(高校2年生)
他メンとの関係性
▶︎ りうら、いむと同学年。ラップが得意で、音楽系の部活動や学校行事のステージでも活躍している。悠佑の歌唱力や努力する姿を尊敬しており、よくアドバイスを求めている。うさぎの「らびまる」を飼っている。
***
名前
▶︎ いふ(まろ)
年齢
▶︎ 18歳(高校3年生)
他メンとの関係性
▶︎ ないこ、悠佑と同学年で、生徒会副会長を務めている。頭がよく、テストでは常に上位を争うほどの秀才。生徒会長のないことは公私ともに支える相棒で、誰よりも信頼している。ほかのメンバーからも頼りにされているが、生活面では意外な弱点がある。
***
名前
▶︎ 悠佑
年齢
▶︎ 18歳(高校3年生)
他メンとの関係性
▶︎ ないこ、いふと同学年。面倒見がよく、後輩からも先輩からも慕われている。運動神経が抜群で、筋トレが趣味。運動部の助っ人を頼まれることも多く、力仕事では真っ先に頼られる存在。料理が得意で、家庭科の調理実習では圧倒的な腕前を見せる。
***
【学校内での共通設定】
▶︎ 全員が同じ高校に通っている。
▶︎ ないこ、悠佑、いふは高校3年生。りうら、いむ、初兎は高校2年生。
#暴力表現あり
ちくわ🤍
33
218
れもん
1,658
▶︎ ないこは生徒会長、いふは生徒会副会長。
▶︎ 6人は学校内でも仲がよく、昼休みや放課後は一緒に過ごすことが多い。
▶︎ 文化祭や体育祭では6人で企画を立ち上げ、歌やダンスのステージを披露することもある。
▶︎ ないこは周りのために頑張りすぎる傾向があり、メンバー全員がそれぞれの方法でないこを気にかけている。
▶︎ 普段は騒がしく楽しい6人だが、誰かが本当に困っているときには全員が真剣になり、自然と助け合う。
▶︎ 6人にとって学校は、勉強する場所であると同時に、かけがえのない仲間と過ごせる大切な居場所でもある。
━━━━━━━━━━━━━━
「ないこ、ちょっといいか?」
放課後。
生徒会室で文化祭の資料をまとめていたないこは、職員室から顔を出した担任にぱっと顔を上げた。
「はい、先生! どうしました?」
「悪いんだが、明日の朝までにこのアンケートを集計しておいてくれないか? クラスごとに分けて、結果も簡単にまとめてほしいんだ」
差し出されたのは、分厚い紙の束。
ないこは一瞬だけ、自分の机に積み重なった資料に目を向けた。
生徒会だよりの原稿。
文化祭の企画書。
体育祭の実行委員との打ち合わせ資料。
それから、明日提出しなければならない進路希望調査。
どれもまだ終わっていない。
けれど。
「わかりました! やっておきますね!」
ないこは、いつもどおり笑った。
「助かるよ。さすが生徒会長だな」
「いえいえ、全然です!」
先生が去っていく。
ないこはアンケートを机に置き、スマホの時計を確認した。
午後四時二十分。
「……よし。頑張ろ!」
そう呟いて、パソコンを開く。
先生だって忙しい。
授業の準備もあるし、ほかの生徒の対応だってある。
だったら、自分ができることくらい引き受けなきゃ。
生徒会長なんだから。
みんなに頼ってもらえるのは嬉しいし、任せてもらえるのも嬉しい。
だから、もう少しだけ。
もう少しだけ頑張れば、きっと大丈夫。
ないこはそう思っていた。
そのとき、生徒会室の扉が勢いよく開いた。
「ないこー! 帰ろ……って、なにそれ?」
入ってきたのは、悠佑だった。
その後ろから、いふ、りうら、ほとけ、初兎も顔を出す。
「あれ、まだ終わってへんの?」
悠佑が机の上を見て、眉を寄せた。
「うん! ちょっと先生に頼まれちゃって!」
「……ちょっと?」
いふが、ないこの机を見渡す。
「お前、今日やる予定の仕事、何個あるん?」
「えーっと、生徒会だよりと文化祭の企画書と、体育祭の資料と、進路希望調査と……あ、このアンケートの集計!」
「待って待って待って」
ほとけが指を折って数え始めた。
「え、五個? ないちゃん、今日中に全部やるの!?」
「うん! まあ、できるところまで!」
「いや、できるところまでって……」
りうらが、ないこの顔をじっと見つめる。
「ないくん、今日お昼食べた?」
「え? 食べたよ!」
「何時に?」
「……えーっと」
「何食べたの?」
「…………パン?」
「疑問形じゃん」
りうらの声が、すっと低くなった。
初兎は机の端に置かれた、ほとんど減っていないペットボトルを手に取る。
「ないちゃん。今日、何時からここおるん?」
「ん? 朝、ちょっと早く来てたから……七時くらい?」
「今、四時半やで?」
「うん!」
「うん! やあらへんねん!!」
初兎のツッコミが生徒会室に響いた。
ないこは、きょとんとした。
「え、でも、みんなも部活とかあるし……」
「そういう問題ちゃうやろ」
悠佑が静かに言った。
「ないこ。お前、今日頼まれた仕事、断れへんかったん?」
「……え?」
「自分の仕事が残っとるのに、先生に頼まれたから引き受けたんやろ」
「だって、先生も忙しいじゃん!」
ないこは悪びれもせずに笑った。
「俺がやれば先生も助かるし、みんなだって困らないし! 生徒会長として、できることはやらないと!」
その言葉に。
いふの表情から、すっと笑みが消えた。
「……ないこ」
「ん?」
「お前、それ本気で言うてんの?」
「え?」
「お前が倒れたら、誰が助かるん?」
ないこは言葉に詰まった。
「いや、倒れるとか大げさだって!」
「大げさちゃうわ」
悠佑が、ないこの前にしゃがんで目線を合わせる。
「俺ら、ずっと見とるんやで。お前が何でもかんでも引き受けて、昼飯もまともに食わんと、放課後まで残っとるの」
「……」
「頼られるんが嬉しいんはわかる。けどな、頼られることと、全部自分でやらなあかんことは違うんや」
ないこは困ったように笑った。
「……でも、俺がやらなきゃ」
「なんで?」
りうらの問いかけは、思っていたよりも真っ直ぐだった。
「ないくんじゃなきゃできない仕事なの?」
「それは……」
「違うよね。先生だって、ほかの先生に相談できるし、生徒会の仕事なら僕たちにも振り分けられるじゃん」
ほとけが珍しく真剣な顔をしていた。
「ないちゃんが全部やる必要なんてないよ」
「……でもさ」
ないこは、机の上の資料を見た。
「俺が断ったら、先生、困るでしょ?」
その瞬間、いふが深いため息をついた。
「……ほんま、お前は」
怒っているような声だった。
けれど、その目はひどく心配そうだった。
「ちょっと待っとけ。これ、俺らで話つけるわ」
「え?」
「お前は座っとけ」
「いやいや、ちょっと、まろ!?」
いふは悠佑と目を合わせた。
悠佑も、無言で頷いた。
そして五人は、生徒会室を出ていった。
「……え、なに?」
一人取り残されたないこは、ぽかんと扉を見つめる。
まさか。
本当に先生のところに行くつもりなのだろうか。
「いや、ちょっと待って!?」
慌てて立ち上がろうとしたものの、悠佑に「座っとけ言うたやろ!」と先回りされていたことを思い出す。
ないこは、椅子に座り直した。
「……みんな、怒ってる?」
ぽつりと呟いた声は、誰にも届かなかった。
職員室。
「失礼します」
先頭に立ったいふが、担任の机の前で足を止めた。
後ろには悠佑、りうら、ほとけ、初兎。
五人揃ってやってきたものだから、担任も少し驚いた顔をした。
「おや、どうした? 何か用か?」
「先生、ないこの仕事のことで話があります」
いふが、はっきりと告げた。
「ああ、アンケートの集計か? 悪いな、急に頼んでしまって」
「アンケートだけちゃいますよね?」
悠佑の声は穏やかだった。
しかし、いつもの柔らかさとは違う。
「文化祭の資料も、体育祭の準備も、生徒会だよりも。ないこ、毎日遅くまで残ってます」
「それは……生徒会長だから、責任感を持ってやってくれているんだと思っていたが」
「責任感があるからって、何でも頼んでええわけちゃいます」
悠佑の言葉に、担任が口を閉じた。
初兎も腕を組みながら続ける。
「先生、ないちゃんが断らへんの、知っとるんちゃいます?」
「初兎、言い方」
りうらが小声で止めた。
「……せやけど、そうやろ?」
初兎は一度言葉を切ってから、担任を見た。
「ないちゃんって、頼まれたら絶対『大丈夫です』って言うんですよ。自分がどんだけ忙しくても」
「……」
「せやからって、頼み続けたら、あの子ほんまに全部やろうとするんです」
ほとけも、いつもの明るい声を抑えて話し始めた。
「ないちゃん、みんなの前だと絶対に疲れたって言わないんです。だから、平気だと思うかもしれないけど……全然、平気じゃないときもあるんです」
「僕も、最近のないくんはちょっと心配です」
りうらが頷いた。
「お昼も急いで済ませたり、休み時間もずっと資料を作ってたり。高校三年生だから、勉強や進路のことだってあるのに」
最後に、いふが口を開いた。
「俺は副会長です。ないこの仕事量も、予定も、全部把握してます」
机に、一枚の紙を置いた。
そこには、今週の生徒会の仕事が一覧になっていた。
「これが今週の予定です。これに先生方からの追加の仕事まで入ったら、普通に考えて時間が足りません」
「……そんなにあったのか」
「あります。しかも、ないこは人に振ればええ仕事まで、自分でやろうとするんです」
いふは一度、息を吸った。
「ないこが頑張り屋なのは、俺らも知ってます。でも、それを理由に仕事を集中させるのは違うでしょう」
職員室が静かになった。
五人とも、決して先生を困らせたいわけではなかった。
先生たちが忙しいことだって知っている。
けれど。
ないこが「大丈夫」と笑うたびに、その裏で何を我慢しているのか。
いちばん近くで見てきたからこそ、黙っていられなかった。
担任は、しばらく書類を見つめていた。
そして、ゆっくりと顔を上げた。
「……そうか。私は、ないこが責任感を持って引き受けてくれるのに甘えていたのかもしれないな」
五人は黙って話を聞いた。
「本人が大丈夫だと言うから、問題ないと思っていた。でも、君たちから見たら、そうではなかったんだな」
「……はい」
いふが答える。
「これからは、仕事を頼む前に本人の予定を確認する。生徒会の仕事も、ほかの先生からの依頼も、もう一度整理しよう」
「ありがとうございます」
悠佑が頭を下げた。
「あと、今日のアンケートは俺が引き取ります。必要なら担当の先生と分担します」
いふも続けた。
「生徒会の仕事は、俺が振り分けます。ないこ一人に任せることはしません」
「俺らも手伝えることは手伝います」
「資料の整理くらいなら僕もできるし!」
「俺、集計作業なら手伝えるよ」
「文化祭の準備も、俺らで分担したらええしな」
五人が口々に言う。
担任は、申し訳なさそうに笑った。
「……ありがとう。君たちがいてくれてよかった」
その言葉に、悠佑は小さく頷いた。
「俺らも、ないこに助けられとるんで」
だから今度は、自分たちが助ける番だった。
生徒会室に戻ると、ないこは机に突っ伏していた。
「……ないこ?」
悠佑が声をかける。
「……んー?」
「何しとんねん」
「ちょっと休憩……」
顔を上げたないこは、五人を見るなり勢いよく立ち上がった。
「ってか!ちょっと!! 先生のところ行ったって本当!?」
「おう」
「おう、じゃないんだけど!?」
ないこは慌てていふの肩を掴んだ。
「まろ! 先生に何言ったの!?」
「お前の仕事が多すぎるから減らせって言うた」
「なっ……!?」
「あと、これから仕事を頼むときは予定を確認するようにしてもらった」
「ええええ!?」
ないこは頭を抱えた。
「ちょ、ちょっと待って! 先生、困ってなかった!? 怒ってなかった!?」
「怒ってへんよ」
悠佑が答える。
「むしろ、反省してはった」
「なんで……」
ないこは、困惑したように五人を見渡した。
「俺が頑張れば済む話だったのに……」
「ないちゃん」
ほとけが、ないこの袖をちょんと引っ張った。
「それ、違うよ」
「……え?」
「ないちゃんが頑張ること自体は悪くないよ。でも、ないちゃんが頑張らないと回らない状態にするのは違うじゃん」
ほとけは、少しだけ眉を下げた。
「僕たちだって、ないちゃんの力になりたいんだよ」
「……」
「いつも頼ってばっかりだからさ。たまには頼ってよ」
ないこは何も言えなかった。
りうらが隣にやってきて、机の上のアンケートを取り上げる。
「はい、これは俺が手伝う」
「いや、りうらは自分の仕事が……」
「もう終わった」
「えっ」
「ないくんより先に終わらせておいた」
さらっと言われ、ないこは目を丸くする。
「え、天才?」
「でしょ」
りうらは得意げに笑った。
「だから、ないくんは休んでて」
「でも……」
「ないこ」
低い声で呼ばれ、ないこが振り向く。
いふだった。
「お前、俺らに迷惑かけたくないんやろ」
「……っ」
図星だった。
「……だって、みんな忙しいし」
「俺らが忙しいかどうかは、俺らが決めることや」
いふは、ないこの目をまっすぐに見た。
「勝手に気ぃ遣って、勝手に抱え込んで、勝手に限界まで頑張るな」
「……」
「お前がしんどいときくらい、俺らを頼れや」
ないこの唇が、かすかに震えた。
怒られているのに。
どうしてだろう。
胸の奥が、ぎゅっと苦しくなった。
「……俺、そんなにダメだった?」
小さな声だった。
五人の表情が変わった。
ないこは視線を落とし、指先をぎゅっと握る。
「みんなに心配かけるつもりなんてなかったんだよ。先生だって忙しいし、俺がやればいいって思って……」
「ないちゃん」
「でも、みんなに怒られるし……先生にも迷惑かけちゃったし……」
言葉が、少しずつ途切れていく。
「俺、ちゃんと生徒会長できてると思ってたんだけどな……」
その瞬間。
悠佑が、ないこの頭にぽんと手を置いた。
「……アホ」
「えっ」
「誰がダメや言うたん?」
悠佑は困ったように笑った。
「お前が頑張っとることくらい、俺らがいちばん知っとるわ」
「……」
「生徒会長としても、友達としても、お前は十分すぎるくらいやっとる」
初兎が、ないこの反対側から顔を覗き込む。
「せやで。むしろ、もうちょいサボること覚えてほしいくらいや」
「サボるって……」
「休むことをサボるとは言わんの!」
初兎が、ないこの額を軽くつついた。
「休むんも仕事のうちや、ないちゃん」
「……っ、うん」
ないこは笑おうとした。
けれど、うまく笑えなかった。
目の奥が熱くなる。
慌てて俯くと、悠佑がそっと背中を撫でてくれた。
「泣いてもええよ」
「……泣いてない」
「はいはい」
「ほんとに泣いてないって……」
「せやな。目ぇから汗出とるだけやな」
「初兎ちゃん、それ絶対からかってるでしょ……!」
少しだけ、笑い声が戻った。
でも、悠佑の手はずっと背中にあった。
誰も、早く泣き止めとは言わなかった。
誰も、しっかりしろとは言わなかった。
ただ、五人ともそこにいてくれた。
それだけで、ないこは初めて、自分が頑張らなくても大丈夫なのかもしれないと思えた。
「はい、ないこ。これ食え」
十分後。
悠佑が差し出したのは、コンビニのおにぎりとサンドイッチだった。
「……え、俺の?」
「ほかに誰がおんねん」
「いや、でも……」
「でも禁止」
「えぇ……」
悠佑がじっと見つめる。
ないこは観念して、おにぎりを受け取った。
「……いただきます」
一口食べる。
お腹が空いていたことに、ようやく気づいた。
「……おいしい」
「そらよかった」
悠佑が笑う。
その隣では、ほとけと初兎が文化祭の資料を仕分けし、りうらがアンケートの集計を進めていた。
いふはないこの進路希望調査を確認し、提出期限を整理している。
「ないこ、これ明日じゃなくて金曜までや。今日やる必要ない」
「えっ、そうなの!?」
「そうや。お前、何でもかんでも今日中に終わらせようとすんな」
「だって、忘れたら嫌だし……」
「なら俺が期限管理したる」
「……まろ」
「なんや」
「……ありがと」
いふは一瞬だけ目を丸くした。
それから、少し照れくさそうに顔を背けた。
「……別に。副会長の仕事やし」
「ふふっ、そっか」
「なんで笑うねん」
「いや、優しいなぁと思って」
「うるさい。食べとけ」
そんなやり取りをしながら、五人は自然と仕事を分担していく。
誰かが困っていたら、誰かが手を貸す。
誰かが疲れていたら、誰かが休ませる。
ないこが今まで一人でやってきたことを、少しずつ六人でやっていく。
しばらくして、ないこはサンドイッチを食べ終えた。
「……ねえ、みんな」
「んー?」
悠佑が振り向く。
「俺、これからは……ちゃんと相談してもいい?」
五人の手が、一瞬止まった。
そして。
「当たり前やろ」
悠佑が笑った。
「今さら何言うとんねん」
「もちろん!」
ほとけが大きく手を挙げる。
「むしろ、もっと頼ってほしい!」
「俺も。ないくんが全部やるより、みんなでやったほうが早いし」
りうらが頷いた。
「せやせや。ないちゃんが倒れたら、らびまるの次くらいに俺が悲しむで」
「らびまると同列なん!?」
ないこが思わず突っ込むと、初兎はけらけら笑った。
「いや、らびまるは特別枠やから、実質ないちゃんのほうが上や!」
「なにその順位!?」
「はいはい、騒がしいで」
いふが呆れたように言う。
けれど、その口元も少し緩んでいた。
ないこは五人を見つめた。
いつも隣にいてくれる人たち。
自分が頑張りすぎることも、無理をして笑うことも、きっとずっと前から気づいていた人たち。
「……みんな、大好き」
ぽつりとこぼした言葉に、全員がぴたりと止まった。
「……は?」
いふが固まる。
「えっ、ないちゃん今なんて!?」
ほとけが机に身を乗り出す。
「録音したかった……!」
りうらが悔しそうに呟く。
「ないちゃん、もう一回言うて!」
初兎がにやにやしながら迫ってくる。
「やだよ!! もう言わない!!」
ないこは真っ赤になって叫んだ。
その声に、五人の笑い声が重なる。
窓の外は、すっかり夕焼けに染まっていた。
机の上には、まだ終わっていない仕事が残っている。
でも、もうないこ一人のものじゃない。
「よし、今日はここまでにしよか」
悠佑が立ち上がった。
「えっ、でもまだ……」
「明日でええ仕事は明日や」
いふが資料を閉じる。
「残りは分担して、明日終わらせる。今日は全員帰るで」
「えー! まだやれるのに!」
「ないちゃん、帰りにお寿司食べよ!」
「……えっ、お寿司!?」
ぴくり。
ないこの目が輝いた。
「行く!!」
「切り替え早すぎ
初兎のツッコミが飛ぶ。
みんなが笑う。
ないこも笑った。
今度は、無理して作った笑顔じゃなかった。
自分が頑張らなくても、そばにいてくれる人がいる。
自分が「助けて」と言っても、離れていかない人がいる。
それが、こんなにも心強いことだなんて。
ないこは、五人の背中を追いながら、小さく呟いた。
「……明日は、ちゃんとみんなに相談しよ」
その声は、夕焼けの廊下に溶けていった。
そして六人は、いつもどおり騒がしく、寄り道のお寿司屋さんへ向かっていった。
生徒会長だって、誰かに頼っていい。
それを教えてくれる仲間が、ないこには五人もいた。
━━━━━━━━━━━━━━
おかえりなさい!!
沢山!!お目目を!!休ませるんだよ!!!
もう一個出るんだからね🥹🥹
じゃ!もう一個の作品でお会いしましょう!コメントいいねよ欲しくね( ^ᵕ^)