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ひまなつの家のリビング。
柔らかなソファに腰掛けているのは、すでに女体化しているひまなつと、隣にはらんの報告どおり変化した姿のみことだった。
「いるま、らんほどじゃねぇけど俺よりでかくね?」
ひまなつは自分の変わった身体を触りながらため息をつく。
みことは、少し照れくさそうに目を逸らした。
「あとはすちとこさめかー。何て説明するか…」
「いっそすちとこさめも女にしてやろうぜ」
「いいじゃん」
「え…え?」
「俺とみことは先にすちの家に向かうわ。いるまとなつはこさめを呼び出す予定で」
戸惑うみことをよそに決定していくこれからの事。
ひまなつは携帯を取り出し、こさめを呼び出す。
「こさめ、今から俺ん家来れる?おー、待ってるわ」
らんとみことは顔を見合わせる。
「じゃあ、行こうか」
数分後、ひまなつといるまがこさめの家に向けて出発し、らんとみことはすちの家へ向かった。
「ほんまにええんかな…」
そう言いながら、4人はそれぞれの思いを胸に、動き出した。