続きはVIPプランで読みましょう
10,000以上のストーリーが読み放題
VIP限定ストーリーが読める
広告表示なし
いつでもキャンセル可能。
続きはVIPプランで読みましょう
10,000以上のストーリーが読み放題
VIP限定ストーリーが読める
広告表示なし
いつでもキャンセル可能。
悩みに悩んで、わたしは演劇部の舞台で演じた赤いマントがトレードマークの騎士の仮装をすることにした。
赤いマントをなびかせながら、悪政を行う役人や強欲な商人から庶民を守る『赤いマントの騎士』は、亜紀が中学の時、初めて書いた脚本だった。
中学時代、わたしたち演劇部は演劇用に書かれた脚本集を使ってきた。
けど、脚本家志望の亜紀は自身でオリジナルの脚本を書いて、部員たちに演じてほしいって思っていたんだ。
ところが、そう簡単にはいかなかった。亜紀にとってもオリジナルの脚本を書くのは難しく、書いては消して、消しては書くの繰り返しだった。
「まだ中学生だもん。いつもの脚本集から多数決で選ぼうよ」
「でも、私たちの代になったんだから、やっぱオリジナルがやりたいよ」
「うーん……そうだよね」
「書いているうちに、主人公のキャラクター************
*****************************
*******
********************
******
*******************
*****************************
**********************
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!