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杏仁豆腐って美味しいですよね。
なりたかったのは。第2話
コンコン
りか「はい、どうぞ」
看護師さん「りかちゃんおはよう今日はよく寝れた? 」
りか「はい」
看護師さん「良かった。朝食もうそろそろ出来ると思うからちょっと待っててね」
看護師さん「りかちゃんの面倒を見てくれる看護師さんとってもいい人だから安心してね! 」
りか「はい、期待はしておきます….」
お母さんが入院をした次の日私は病院の空き部屋で数ヶ月すごす事になる。 不便な訳では無いが、一つだけ不満がある。それは….私専用の看護師さんが着くということだ。 それなりの理由はないが、私は1人の時間が好きなのであまり誰かがずっとそばに着くとなるとやはり、
りか「ちょっと不便だなぁ、」
朝食を食べ終わり、自分の部屋で読書をしていると とうとうあの時間が来てしまった。
看護師さん「りかちゃーん、看護師さんへの挨拶行くよー?」
りか「ぅぐ、はぁい…」
トコ トコ トコ トコ
ていうかどうしてお母さんは私に看護師さんを頼んだんだ。 私が一人の時間が好きだということは知っているはずなのに…
りか「はぁ….」
看護師さん「はい、着いたよ入って」
ガラガラガラ
りか「(せめてまともな人で合って欲しい)」 チラッ
りか「見た目は普通に大人しそう…..」
看護師「、?…..!!」
看護師「はーい!初めまして!こんにちは!私がりかちゃんのお世話担当の看護師さんだよ!」
看護師「お名前は、田辺あかりです!あかり先生って呼んでね!よろしくー!」
りか「・・・、え?」
ええええ、え?待って待って私の担当の看護師ってこの人?! 嘘でしょ…これからやってける気無いんだけど….
あかり先生「?、りかちゃん?」
りか「スーッ、貴方が私の担当の看護師さんで …ですか、?」
あかり先生「そうだよー!!」(満面の笑み
りか「あぁ、….よろしくお願いします…..」
あかり先生「ふふっ!よろしくー!!」
終わった。
コンコン
ガラッ(勢良
あかり先生「おっはよー!りかちゃん!朝だよぉ!」
りか「おはようございます田辺さん。」
あかり先生「おはよう!りかちゃん早起きできるの凄いね!今何年生だっけ?」
りか「あ、4年生です。」
あかり先生「そーなんだぁ!もう大人みたい!」
りか「はは、..」
あぁ、最悪だ。初めてだよ、返事ひとつも返して無いのに勝手に扉開けてくる看護師!!普通何秒か待つでしょ! それに、もしかしなくても精神年齢は私の方が上な気がする。
その後も謎に数十分間一体一で話をされて、もう疲れ果ててしまった。あの人は距離を縮めようとしてるんだろうけど、逆に遠のいている感じがする。
りか「は”ぁ、これを何ヶ月耐えれば….」
それからもずっと私に付きまとってきたり、世話をされたりと、本当に地獄のような日々が続いている。
りか「……あの、田辺先生もう平気なので戻っていいですよ。」
あかり先生「そう?」
りか「はい。もう小4ですし寝かしつけ無しで1人で寝れますから。」
あかり先生「そっかぁ、じゃあ今日はここでばいばい!おやすみ。」
りか「おやすみなさい…」
ガラガラ
りか「(やっと1人で寝られる…)」
数十分後
りか「寝られない……!」
りか「(さっきまで寝れる感じだったのにどうして!)」
りか「…といれ、」
トコ トコ トコ
りか「トイレ行ったらすぐ寝られるでしょ、」
「はい、はい」
「ーーー、ーーー」
りか「?、聞いた事がある声」
けど何か違う。 声は何処から?
キョロ キョロ(周見渡
りか「!」
りか「田辺先生、?」
あれ、?いつもより雰囲気が、しかも声も少し低い気が…。誰かと話してる。 少し聞くだけ、
サッ(壁隠
何を話して…..
「何度言ったら分かるんだ。患者さん達におかしな態度を取るのを辞めなさい。 いつもうるさいと何件も色々な人から言われている。 君がやっていることは度が過ぎている、”迷惑”なんだ。 」
あかり先生「はい、申し訳ございません。 今後気を付けます。」
「まぁ、反省をしているのであれば良いのだが、あれだ。最近ある子供の担当になったと聞いた。 言う事は分かっているな?」
あかり先生「はい、」
りか「……」
フキフキ(手拭
りか「さっきの田辺先生….」
ずっと頭を下げていた。 確かに少しうるさい所はあったが、生活面や普段の行動からして悪い所はほぼ無いと感じる。 人の考えを否定する訳では無いが、あそこまで言うものだろうか。
りか「、….!何私考えて、?」
りか「寝よ…」
ボフッ(布団入
りか「”迷惑”」
少なくとも私はそうは感じなかったな。
数分経てば私は深い眠りについていた。
第2話終わりです!
次いつ出すか分かりませんが楽しみにしてくれてたらすごく嬉しいです!
それではまた〜!
明日杏仁豆腐食べます。