テラーノベル
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チチチチ
赫|ん
茈|おはよ 朝だよ
赫|わっ!?
茈|大丈夫か?もう朝だからリビングに来いよ
ゞ ナデナデ
昨日とは違う暖かい声で喋る
赫|(俺生きてる、?バレたの夢だったんだ・・・!)
茈|コーヒーのむ?砂糖2つとミルク多めだよね
ゞ|甘いのが好きだもんね 赫
赫|(めっちゃ本名で呼ばれてる、、)
ゞ|(そっか、バレちゃったのか)
茈|赫、おいで
赫|お、おいしそ〜!?
茈|口に合うと良いけど
赫|めっちゃ美味しい!
茈|それは良かったな
ゞ ナデナデ
スパイの俺に施しを与えるなんて一体なんの目的が、、
茈|デザートにフレンチトーストでも食べるか?
赫|え!?食べる!!!
このスパダリアサシンめ!!!
赫|茈料理得意なの隠してたの…?
茈|うん、そうだよ
赫|というか、俺の掴んだ情報がなんの意味もなかった…
茈|赫はよくやったよ、次の糧になるしね
赫|(ターゲット優し)
ゞ|失敗はだめなんだよ
家族のいない俺にはスパイとして仕事をこなすしか存在意義はない。
この後組織に戻って処分を待つだけ。スパイは「次」なんて貰えないの
茈|な━━
赫 はぐっ!!
ゞ|スレンダー好きの茈のために少食振ってダイエット頑張ってたのにっ.ᐟ.ᐟ
茈のために料理も頑張ったのに全然出来ないし!
でも、、茈の作る料理はこんなに美味しいし!
どうせこの後殺されちゃうから美味しく食べてやるっ!
(デザートまで美味しいとか、ムカつく..拗)
キッ
椅子から移動し急に俺の前に膝まづく
赫|え、なに急に
俺の右手をそっと取り
1つ、口付けをして
茈|赫、結婚しよう 俺の奥さんになって欲しい