僕はその日、仕事が終わって帰っている時だった
女子高生らしき2人がベンチでコンビニの弁当を食べている
リュックも背負っているし
服装も明らかに動きやすいものだ
違和感を感じて僕は2人に話しかけた
「ねぇ、君たち」
少し高めのところで1つ結びにしている少女が顔をあげた
少女「はい」
「君たち、ここで何しているの?」
少女は少し考え、隣にいた小柄な子にコソコソとなにか言った
小柄なこは頷き少女は口を開いた
少女「プチ旅行です」
少女「でも、泊まれるホテルがないから」
「じゃあ、僕の家にくる?」
少女「え、あー…いいんですか?」
「いいよ」
少女「ありがとうございます」
「僕は中原千鶴(なかはら ちづる)」
少女「あたしは流山知豊柚です」
小柄な子「うちは胡桃恋羽音です…」
「そっか」
「こっち曲がったらすぐあるマンションすんでるから、すぐ着くよ」
知「ありがとうございます」
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