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夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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#溺愛
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八月一日。隼人君と約束していた日になった。
美樹とバイト先に行った日以来なので、会うのは約二週間ぶり。
時間が空いて良かったと思っている。
あれから電話も頻繁にするようになっていて、前ほど緊張しなくなっていたから。
二人きりで会うのは初めてだし、それなりに緊張するけど。いつもみたいな服装で来ちゃったけど大丈夫かな。
「これって由夏さんの好きなバンドですよね?」
駅ビルの本屋で立ち読みしていると、突然後ろから覗き込まれた。全く気が付いていなかったこともあって、体がビクッと反応してしまった。
「うわっ、ビックリしたー! 普通に声かけてよ」
改札前から本屋に場所変えてもらったけど、隼人君も早く着いたらしい。
完全に油断しているところに、この登場の仕方はやめてほしかった。まだ心臓がバクバクしてる。
「あはは、すみません」
まぁ、その笑顔を見たら許しちゃうんだけどさ。シンプルな私服姿もカッコいい。
「もうしないでね?」
「分かりました」
雑誌を戻して店を出る。
どこに行くか決めていなかったから、とりあえず駅前に向かうことになった。
至る所にお祭りの告知ポスターが貼ってある。もうすぐ開催されるらしい。
コメント
1件
うわあ、待ってた二人きりデート回…! 二週間ぶりに会う緊張感、でも電話でだんだん慣れてきたっていう距離感の変化がすごくリアルでじんわりしました。隼人君がいきなり後ろから覗き込んで驚かすの、絶対わざとだよね? でも由夏さんが「その笑顔見たら許しちゃう」って心の中で言ってるところ、甘くてちょっと悔しい(笑)。お祭りのポスターも今後フラグっぽくて、次の展開が気になります…!