『Broooock……!!!』
僕を呼ぶ声
肩にぽんと置かれた手
どうして……なんで……?
br 「なんで来たの……、みんな」
shk「Broooockが、心配、だったから…」
シャークんが息を切らしながら言う
なんで、心配……?僕はもう……
br 「もう、ぶるーくじゃない…」
kr 「何言ってんだよ、俺ら最高の友達だろ」
なんでそんな事言うの
また期待しちゃうよ……?
nk 「ほら、立って?」
nakamuに手を差し伸べられる
みんな、優しすぎるんだよ
目に映る5つの存在
背景が赤でも、目は逸らせなかった
みんなの優しい笑顔が、心に刺さったトゲを取り除いてくれるような気がした
br 「ぼくっ、僕ね……ッ!」
きんときとスマイルに抱きついて、詰まりながらも話そうとすれば「ゆっくりでいいよ」と撫でてくれて
nakamuには後ろから抱きしめられて
シャークんときりやんは「うん、うん」と相槌しながらゆっくり待ってくれる
僕って、こんなにも大切にしてくれる人達に囲まれていたんだ
幸せで、辛さが吹き飛ぶ
『Broooock、戻っておいで…!』
br 「戻りたい……ッ!!!」
みんなとくっついて、温かさに包まれる
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nk 「ねぇ早く起きてよ!」
br 「やだまだ眠い〜……」
kt 「いい加減起きないと…ね?」
br 「ひえっ、きんさん……」
2人に起こされて1階へ降りる
ドアを開けた向こうにはみんながいた
sm 「はよ、やっとか」
shk「自分で起きれるようになれよな」
kr 「朝飯作りに来てあげてんだから」
br 「はぁ〜い」
みんなの方を見て笑顔で返事する
そしていつものように冷蔵庫を開ける
カラフルで、賑やかな中身がお出迎え
br 「僕ってみんないないとダメだなぁ」
kr 「俺居ねぇとお前は生きていけないよな」
そうやってきりやんがふざければ、みんなが突っ込んで、笑い声が増える
nk 「はいでた自意識過剰〜」
kt 「クソガキボイスで言われると腹立つな」
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僕はいつも自分の冷蔵庫の中身に期待しすぎてしまうようだ
朝の光景と、これからの幸せに胸をふくらませて。
そして、この日々に戻れたことを感謝して
コメント
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ぶるさぁぁぁん 涙から目が出てきた(?