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最高すぎます😭😭 お受験お疲れ様です🍵
最高ですわ、
続きめっちゃ気になる〜!!! 一人にされても泣かないショタ青さんえらすぎてこっちが泣けてくる……😢あと、青さんが差し出された手を取るまでのシーンとか、全部が丁寧に描写されててまじで読みやすい!読み仮名ふってくれてるのも優しい🥹 改めまして受験ほんとにお疲れ様〜!🎉
・桃×青
・青 幼児化
桃▶︎23歳で社会に出たてで
まだ稼ぎが安定していない
青▶︎年齢不明(おそらく小学校低学年)
🍣side.
🍣「ご無沙汰しております~。」
「あら…っ!ないこくん…ッ!?
立派になっちゃって~…笑笑」
「最近会えて無かったからねぇ~
会えて嬉しいわ!」
🍣「はいっ…! こちらこそ久しぶりにお会いできて嬉しいです!笑」
少し遠く離れた親戚の集まり
もはや、知っている人はほぼおらず、
名前も知らないような人がほとんど。
そんな中、社交辞令だけは弁えて
何とかやり過ごす
正直、早く終わって欲しいとしか思わない
だからといってこの雰囲気の中、
流石にスマホをいじる訳にもいかないから
何とかやり過ごそうと自分なり考えた結果
“出されたお茶菓子をちょびちょび食べる”
という考えに至った
なんだかんだ時間が過ぎていき、
色んな会話が飛び交うのが 少し落ち着いた頃、 一瞬その場の会話がぴたっと止まった
すると、今までそのチャンスを狙っていたかのようにひとりの女性が口を開く
「どなたかこの子の親になってくださいませんか。」
聞き逃したとは言わせない。
と言わんばかりの声ではっきりと
当たり前に、
その場にいる全員が呆然とする
突然のことでもちろん自分も
理解が追いついていない
驚いて目を向けると、
少し俯いた様子の男の子が一人。
🤪「……、、(俯く」
見た感じ、
まだ小学校低学年というところだろうか
そして女性は続ける
「 実は先日、この子の母親が亡くなってしまって… 行く先がない状況なんです。私もその程度しか分からず、仕事のこともあって私には育てることが困難で…、、どなたが引き取ってくださる方はいませんか…。 」
どうやら、元々母子家庭だったらしく、
その母親が居なくなってしまってはどうしようも無いみたいだ
先程まで賑やかで団欒としていたとは
到底思えない重い空気が流れる。
みんなどうしたら良いのか分からず
唖然としていて、中には
「えぇ…嘘でしょ、、」
「そんな急に言われても …、 ねぇ、…」
なんてこそこそ話している人もいる
そんな収集がつかない中
1人がはっきりと口に出した
「そんな誰の子かも分からない人の子供を
引き取れるわけないでしょ。無理よ。」
その言葉にこの場所の雰囲気は
重たくなる一方
そして続ける
「誰も引き取れないなら児童養護施設に入れるしかないんじゃないの??」
今まで以上に空気が凍りつくと同時に
俯いていた男の子の背中がびくっと
震えているのがわかる
それもそうだろう。
いくら小学校低学年ほどの年齢とはいえ、
“児童養護施設”がどんな存在かくらいは
何となくわかっているんだろうな
男の子の顔をよく見ると
涙で目が滲んでいるのがわかる
その様子が目に見えているはずなのに
大人はコソコソと話すだけで
誰も助けようとはしない
そんな空気に、
俺は一人の人間として耐えられなくなった
今までこの集まりの中
息を殺し、存在を消していた俺だったが
意を決して立ち上がった。
🍣「その子、私が引き取ります。」
その言葉で一気に視線が俺に集中し、
注目を浴びているのが分かる
きっと「あんな人いたっけ…」と
思っている人がほとんどだろう
でも、そんな事はきにしない。
🤪「…、っ……、?(涙目」
ふっと男の子に目をやると
驚いたような、呆然としたような表情だった
さっきまで目に涙を貯めていたことから
今にも涙がこぼれ落ちそうだ
俺はこそこそとザワつく周りを無視し、
男の子のもとへゆっくりと歩く
そして目の前に立ち、しゃがんで
目線をしっかりと合わせて一言
🍣「俺がきみのお父さんになってもいいかな。(にこっ」
そして手を差し出す
🤪「……っ、、(涙目」
男の子の瞳が揺れる
この子の感情は俺には計り知れない
警戒、緊張、悲しみ、不安、恐怖。
色々なことが脳を巡っているのだろう
俺自身もまだこの子のことが
全く分からない
きみがどんな家庭で育ったのか、
どんな子なのか、名前すらも。
でも、それ以上にきっとこの子には
俺には想像出来ない程の怖さがあるはず
お互いに何も知らない状態
いきなり家族になろうったって無理がある
そんな事は俺にも分かりきっている
でも、俺は静かに手を差し伸べて待つ
きっと手を取ってくれることを信じて。
沈黙が続く中、男の子はゆっくりと視線を前に向け、差し出す手を眺めた
🤪「……、、(ちらっ」
そしてようやくぱちっと目と目が合う
🤪「……ッッ、、!(ぱちっ」
🍣「……っ!!(にこっ」
俺はその驚きを必死に抑え、
男の子に優しい笑顔を向ける
何秒、何分、いや、
何十分の時が流れただろう
男の子の手が少しずつ動く
そして、恐る恐る差し伸べた手を
取ってくれた
🤪「……ッッ(ぎゅっ 」 ((手を取る
🍣「……!!!」
その瞬間、俺は思わず
男の子を抱きしめてしまった
🍣「ぎゅっっ…(抱きしめる」
🤪「ぇ……っ、、(びくっ」
男の子はびくっと驚いた様子だが、
抱きしめながら俺はひと言放つ
🍣「今まで辛かったね、これからは俺が幸せにするからね。」
🤪「……っ、、!(涙目」
先程までの冷たい空気に涙を流さず、
頑張って耐えていた男の子。
でも今、俺の肩に
男の子の涙が滲んでいるのがわかる
🤪「…ぅ″…、ひっく゛ッッ、はぁッッ″……っ、(ぽろぽろ」
辛かったね。
よく耐えたね。
今まで頑張ったね。
🍣「……っ、、(ぎゅっっ」
この瞬間から俺は
この子を絶対に幸せにしよう。
と心に誓った。
NEXT.800♡
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読んでいただきありがとうございます🌷
思いつきの物語ですが、
少し連載になる予定です❕
もし少しでも良いなと 思っていただけたら
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私事ですが、
先日ようやく受験が終わりました!
その為、前よりも投稿頻度を上げれるように 頑張るのでフォローしていただけたら めちゃめちゃ嬉しいです🥳
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