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「ふぁーあ」
朝起きるといつもと変わらなかった。
「やっぱり…昨日のあれは,嘘…だよね」
「えっ…何?唯斗…だよね。」
船が出航まで…あと17日
忘れないようご気をつけください。
「ひっ」
何が何だかわからなくなっていた。
このメールは,嘘だと思いたかった…
が、
あす出航です。
どうぞペアでご参加ください。
お待ちしております。
時刻…午後6時30分受付開始
午後7時出航
「え…ペア?今までそんなこと…書いてなかった。」
私は,とりあえず唯斗に電話した。
「もしもし?唯斗…」
「どうかした?」
「実は…」
私は,全てを唯斗に話した。
「なるほどなー…」
「どう…する?行く…?」
「俺は、行っても大丈夫だと思うぞ。」
「そう…かな?」
「一緒に行こう。美香」
「…うん!」
そして当日…
「美香!待たせたか?」
「ううん。大丈夫だよ。」
「…楽しめるといいな!」
「あはは。唯斗がいると心強いよ!」
「それは,何より。」
「じゃあ、行こっか。」
「だな」
私は,唯斗がいることで心が軽くなっていた。
船に乗ると…
「うわあ。」
「なんというか…すごいな…ここ」
「うん。」
船の中は,思っていた以上にすごかった。部屋もロビーもすごく豪華だった。
「部屋も広くて心地いいな。」
「だね。私びっくりしちゃった。」
「俺も。思っていたのと全然違ったからな。」
「うん。そうだよね。」
「なあ。」
「ん?どうかした?唯斗」
「この船の屋上にプールがあったんだ。行ってみないか?」
「でもでも、水着とか無いよ?」
「売店に売ってた。」
「う〜ん。でもなぁ〜」
「頼むよ。ちょっとでいいんだ。」
「分かったよ。唯斗がそこまで言うなら。」
「うわあ!プールもでっかい!」
「おーい。美香〜!どこだ〜⁉︎」
「こっちだよー。」
「いたいた。更衣室前で待ってろって言ったろ。」
「ごめんね。ついつい」
「あのさ。美香。」
「ん?なあに?」
そう言った瞬間、唯斗が膝をつき、
私の前にてを出した。手の中には,指輪がある。
「僕と…結婚してくれ!」
「えっ…うそ…」
「……いやか?」
「ううん。すごく嬉しいよ。」
「返事は…」
「もちろんOKだよ!」)^o^(
そこで私と唯斗は,結婚することになった。1日目は,すごく嬉しく終わった。