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_side : you_
私達のモーニングルーティーンは
嫁の私が目覚めるところから始まる。
晴が起きないように静かに布団を出ると
寒いのかモゾモゾと布団へと潜る
私の旦那、甲斐田 晴に布団を掛ける
すると、段々と大人しくなり
寝息が聞こえてくるのだ。
晴が寝たことを確認すると次に、
歯磨き➡着替え➡髪の毛➡朝御飯の
順番に用事を済ませていく。
そして、今日は本社で会議と言っていたので大切な資料を机の上に置いておく
朝御飯を作っていると、
7時15分くらいに朝御飯の匂いに釣られ
「おはよぉ…ふぁ…」
と少し抜けたような声を出しながら
我がマイダーリンが起きてくる。
「おはよ、顔洗ってきな~!」
「…待って、まだやってない…」
「はいはぃ笑」
「ちゅ、」
「ん。ほら!顔洗ってきて!」
「はぁーい…」
晴は毎朝、頬に接吻を落とす。
それが日課となってきているので、
晴は頬に接吻を落としてからじゃないと
動き出さないのである。
彼曰く、なんか力が出てくるそうだ。
大体彼が顔を洗い終わる頃には
朝御飯が出来ており、
彼と共に朝食タイムである。
朝食タイムの時は、
両者の予定を把握タイムでもあり、
これは彼の心配性故である。
そんな心配性なところも好きだ、
なんて彼に面と向かっては言えない。
次に彼の支度音をBGMに皿洗いを済ませる
今日は特に予定がないので
日用品等の買い物だけである。
そんな予定の無い日は彼のお出迎えをする
へろへろになりながら帰ってくる彼は
「リン~(泣)」
と言いながら抱き付いてくる。
その頃、晴はばたばたと支度を済ませ
玄関で革靴を履いていた。
そして、自分も玄関に向かい、
靴を履き終わった
晴の頬に優しく接吻を落とす。
顔を真っ赤にしながら行ってきますと言う
私の旦那様はいつ見ても凄く可愛らしい