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ニキしろ 叶わぬ恋は残酷だ
nk⬅ニキ
sr⬅しろせんせー
━━━━━━━━━━━━━
ニキ視点
nk「ん〜！おいしっ！」
sr「良かったわ…」
sr「まずいの食べさす訳には行かんからなw」
nk「今幸せだわw」
nk「珍しくボビーの手料理食べれたしねw」
sr「…！？……お、おう///」
本当に幸せだ
ボビーの手料理が食べれるなんて…
すごく特別な味がしたような気がする
俺の記憶に一生残るほどに…
そしてボビーの顔が赤い
こんな照れた顔初めて見た
なんとかわいらしい顔だろう…
真っ白な肌だからそれが余計強調されている
視線がキョロキョロしてるのもかわいい
こんなの見てしまったら
余計好きになってしまうじゃないか…
叶わないのに
どんどん沼に吸い込まれていくようだ…
しろせんせー視点
幸せ…だって…///
心臓がうるさい
こんな嬉しい言葉などない…
大好きな人が俺の料理を食べて“幸せ”って
これこそ幸せだ…
顔が熱い
赤くなっていたら余計恥ずかしい
それでニキが勘づいたり
してくれないだろうか…
sr「俺ｯ…洗い物してくるｯ…////」
nk「う、うん…待ってるわ…」
恥ずかしい
でもやっぱり嬉しい
夢じゃないから
逃げ出すように台所に来た
…洗う前にふと思う
ニキが使った食器…
気持ち悪いだろう
こんな考え方
バレたら嫌われてしまうだろう
それでも…ちょっとだけ
ちょっとだけならいいかなって…
ニキが使ったスプーンを口に入れてみる
sr「関節キス…的な///」
イケナイ事をしている気がする
でもキスも…何もできない俺としては
これほどのチャンスはなかった
申し訳ない…
それでも関節キスみたいな事ができた
嬉しすぎて…
また顔が真っ赤に染まってしまう……
sr「バレてないから大丈夫…」
ニキ視点
ボビーが台所に行ってしまった
この場から逃げ出すように
それでも照れ顔がかわいくて
俺の心がまた蝕まれていく
nk「……あ…コップ持ってくの忘れてる」
持っていかなくては
台所の位置は当たり前のように覚えている
なんならそこに行くまでの過程にある
全ての位置まで覚えていて
少し慢心を覚えてしまう
ここまで知っているのは俺だけだっていうことに
台所に着いたが
ボビーの様子がおかしい
真っ赤になりながら
スプーンをまじまじと見ている
話しかけたいがもう少しこのまま見ていよう
sr「っ……////」
ﾊﾟｸｯ…
え、なにが起こった？
突然の事で理解が追いつかない
ボビーがスプーンを咥えた
しかも俺が使ったやつを…
sr「関節キス…的な///」
なに…それ……
俺のことが…好き、なの？///
にわかに信じ難い
ボビーは根っからの女好きだ
俺なんかを好きになるわけが無い
はずだ
でも…
なぜだか…俺も
顔が赤くなってしまう…
どんな事しててもやっぱり好きだ…////
しろせんせー視点
nk「…ｯ……」
nk「…ボビー、？」
sr「はひぇっ！？」
sr「なっ…なに、？」
nk「コップ渡そうと思って…来たんだけど…」
nk「…ねぇ…なにしてたの？ 」
終わった…
多分俺がニキが使ったスプーンを
咥えているとこを… 見られたのだろう…
嫌われちゃった…かな……
sr「あの…ごめんなさいｯ」
sr「許してっ…くださぃ… 」
こんなんで許してくれるわけが無い
俺だって好きでもない人からやられたら
相当キツイ…
sr「ﾋｯｸ…ｸﾞｽﾝ……」
sr「ごめｯなさっ…」
あぁ…
俺のせいで……
叶わぬ恋がもっと
届かぬ存在になってしまった
後悔してももう遅い…
俺はイケナイ事をしたんだから…
その宿命だ…
ニキ視点
どうやって声をかけるべきだろう…
俺は別に…うれしいような…///
…そんな気持ちだ
ボビーは多分
俺がボビーのことを嫌いになったと
勘違いしているのだろう…
…今しかないんじゃないか
ボビーに俺の気持ちを伝えるタイミングは
今変に取り繕うと
気まずい関係になることは…
一目瞭然だろう…
俺は…俺の気持ちは…
nk「…ボビー？」
sr「ごめんなさいｯ…ﾋｯｸ…」
nk「ボビー…」
ｷﾞｭｰｯ
nk「…ｯ」
nk「大好き…」
sr「えっ…？」
nk「ふふっ…」
nk「ね…ボビー…聞いて欲しいんだ…」
sr「うん… 」
nk「…ｯ」
nk「好きです…付き合ってくださいｯ…///」
sr「…ｯ………ほんまか…？ｸﾞｽｯ…」
nk「本当だよ…」
nk「ずっと…ずっと大好きだった…」
sr「ｸﾞｽﾝ…お、俺もｯ…」
sr「俺も大好きやったｯ…///」
nk「本当に…？…ふっ…うぅ…ｸﾞｽｯ」
sr「俺からもｯ…ﾋｯｸ…」
sr「ずっと好きやったｯ…/// 」
sr「付き合ってください……ふえぇｯ…」
sr「ニキｯ…ニキぃｯ……うあぁぁあ… 」
sr「俺っ…嫌われたかと思ってｯ…ふぁｯ…」
nk「嫌わないよｯ…ｸﾞｽｯ…」
nk「付き合ってくれるｯ？///」
sr「もちろんっ…///」
まだ続きありますので
最後まで着いてきてくださいね！！
できれば感想聞かせてください🙇♀️
また次出すまでに
時間がかかると思いますが
許してください💦
コメント
5件
あひゅ～(´；ω；｀)もう語彙力凄すぎてしにます。ありがとうございます。続き楽しみにしてます😭✨
もう泣くって… いつも最高すぎます 次も頑張ってください！！
神すぎる作品をありがとう! 続き楽しみにしてます!!
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