コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そんな時だった。
???「やめろ!!!」
こんな私をとめてくれたのは…。
見ず知らずのひとりの男性。初めて会う。私より、いくつか上の人…。
???「……大丈夫か?」
生きる価値のない私に心配の声をかけてくれた。
シオン「あ…、えっ…、と…。」
状況が追いつけなくなって…。そしたら、男性の方が、
???「まずは、ビックリさせてごめんな。偶然ここを通ったら君がいて、危ないことをしてたようだから、止めに入ったんだ。」
シオン「はあ…。」
???「次に自己紹介な。俺は竜也(りゅうや)。簡単の方の”りゅう”に”なり”って書いて、竜也。リューヤなり呼んでくれ。」
シオン「私は、紫苑。”むらさき”に”えん”ってかいて、紫苑…。」
リューヤ「シオンな、よろしく。」
シオン「よろしく」
話してて優しいなとは思ったけど、まだ信じることが出来ない。私の家族は、私の家族は…
少し警戒心を抱く。今、信用したらまずい…。所詮、赤の他人。裏切ることなんて簡単に出来る。
リューヤ「ひとまず、ここで立ち話してるとまずいから、少し移動しようか」
少し移動と言ったって、私が実行場所からほんの少しだけ、離れたところだった。
リューヤ「まず、聞くけど、シオン。君はどうして、危ないことをしようとしたんだ。暗闇の中で1人、ぽつんと。君のセカイに光がないようだ…。」
リューヤは、私に光がないことをもう知ってる…。そりゃそうだ、未だに現実を受け止めてないのだから。
もう、リューヤに明かそう。今までのこと、全部全部