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【大人の僕らのなつやすみ】
第1話 【大人の僕らのおしゃれ】
《視点 赤木》
ある夏の日。暑苦しくてあーだこーだ言いながら起き上がった。
ミンミンと鳴く蝉の声が僕にはうるさく感じる。
スマホを開くとカレンダー画面に「きむらとお出かけ 8時」と書いてあった。
時計を見ると10時。予想通り…というのが正解だろうか。
立ち上がって、めんどくさいからそのまま行こうとしたが、洗面台の鏡を見るとあまりにも自分がヨレヨレのTシャツを着ていることに気づく。
夏だし、外に出る機会もないのでシワシワヨレヨレなTシャツにパンツというなんという格好だ…と言いたくなるような格好で室内では過ごしている。
着替える理由はそれだけではない。
きむらの一言があるからだ。
「赤木、今度デートしよ!」
マジかとは思ったがデートということはオシャレの方がいいに決まっている。
いつものあのシャツじゃデートには向いていない。
夏…というのが厄介で、夏のコーデなんて半袖半ズボンしか分からない。
すると昔着ていた爽やかなTシャツを見つける。
これはいいぞと少し気分が上がる。
その後もいい感じに着替えていき…
自分では過去一オシャレな服になった。
自撮りを少し…
と思ったが時間がやばい。
家を飛び出てた。
自転車もあったが、歩いた方が早そうだ。
《視点 きむら》
「…まだかよ」
予想はしていたがまさか2時間も遅れるとは。
さすがに呆れかけたが、赤木という人間は何時間遅れてもしっかり来る奴だ。
赤木のことは先輩よりも後輩よりも知り尽くしている。
どうせシワシワのTシャツで来るんだろ、
そう思った時
別人のように爽やかな男性がきた。
赤木だ。
服だけではわからなかった。
眉毛と髪の毛でわかった。
「お、オシャレだな…」
びっくりしたがこういうのがあるのも赤木だ。
「…きむらさんの方がオシャレじゃないですか」
嫉妬の眼差しで見てくるので自分の服を見ると
まぁ…オシャレだな。
さっきから通り過ぎる女性の視線が凄い。
俺…モテてる感じ?!
と思っていると赤木が拗ねている。
「きむらさん…」
すまんすまんと軽く謝っておいた。
「お腹すいてない?飯食いに行こ!」
無理やり手を引いておすすめの店に連れていった。
誤字がありましたー!
質なではなく室内です!直しました!
また誤字がありましたらコメントにてお知らせ下さい♪
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