ノベルの描きやすさが半端ねぇっす!!先輩!!
リクエスト結構進んでます!!ご安心を!
【 読切小説 】
『 一緒に居たいだけ 。 』
青春
学園
微BL
死ネタ……?
どるぺに
の要素を含みます。
PM 22:30 .
残り僅かの限られた時間 。
俺は額に汗を垂らして屋上に急ぐ 。
廊下には生徒全員が騒いでる 。
彼奴の為に 。
時計は俺に構わず進んでいく 。
俺は周りを気にせず屋上へ急ぐ 。
『 どるぴん !!!! 』
3階の階段にどるぴんの背中が見えた 。
「 ぺにがきくん 。 ありがとう 。 」
こうなったのはどるぴんの欲望 。
二十三時に屋上で天使になります
震えた声でそうやって 。
俺だってこんな人生リセットしたい 。
もっと楽しく青春したかった 。
PM 23:35
なんでなんでなんで 、
屋上についた頃にはどるぴんが体育座りで啜り泣いていた 。
『 おおまえは 、 本当に変わらなかったな 』
夢みたいです って言ってみたかった 。
夢であって欲しかった 。
「 あっはは ッ 、 冗談はよしてよ 」
乾いた笑い声はまるで別人だった 。
『 お前 、 まだこれからだろ ? もう一度考え直さないか ? 』
『 僕 、 ぺにがきくんとは釣り合わないよ 』
そういって 、 どるぴんは瞳から涙を一滴流す 。
『 何言ってんの 。 俺はただ 』
言いかけた瞬間 。
ぺしっと頬に痛みが走る 。
「 もう 、なんなの ! こんな僕に構わないでよ ! 」
精神と頬の痛みで 、 俺はクラっと視界が歪む 。
そして彼奴は柵を掴んで登る 。
『 ッ 、 おい 待て ! 』
咄嗟に俺は手を掴んで引っ張りあげる 。
力を入れて 泣きながら微笑む 。
『 だから ! 俺はただ 』
『 お前と一緒に居たいだけなんだ !!!!! 』
その一言にハッとしたのか 、 柵から降りて息を荒らげる 。
『 あはは 、 はは … 』
「 ごめんね 。僕が悪かった 。 」
彼は何故かすんなり認めて戻ろうとした 。
… いや 、 そんなことはなかった
彼は急に階段を駆け上がり 、 屋上の柵まで駆ける 。
「 ごめんね 嘘だよ 」
そして彼の姿は見えなくなった 。
俺 、あの一言で裏切られたの ?
胸が苦しい 。
喉が詰まって 、 息が出来ない 。
反発的に俺は柵に登り 。
かたっと音を立てて
上から落下した 。
最期に見たのは誰かの血とどるぴんの_体だった 。
さようなら 、 ありがとう
痛みもなくなった 。
これでよかったのかな 。
コメント
3件
最近毎日目から水が出てるよ〜