初めまして , 翠と申します … !!
初投稿の為 , 誤字脱字等 多々あるかもしれませんが ,
暖かい目で読んでいただけると幸いです 🍀✨
「 ただいまなんね 〜 」
がちゃりとドアを開け , 帰ってきたイタリア .
鼻をくすぐる美味しそう良い香りが彼を迎えた .
心なしか少し疲れたような , 寂しそうな表情をしていた彼 .
刹那 , 彼はパァァっと表情を明るくし , 勢いよくリビングに駆けていった .
「 ただいまなんね !! ドイチュ !!! 」
「 ぅわ ?! … ぁ , 嗚呼 おかえり イタリー 」
もはや犬と化したイタリア .
いきおいよくドイツに抱きつく .
「 今日は帰り 早かったんね ⁇ 」
「 最近 , 一緒にいれなかったから寂しかったんよ !! 」
見えない尻尾を振りながら , 一息に話すイタリア .
「 嗚呼 , ようやく仕事が落ち着いてきてな 」
「 明日は久しぶりに休みもとれたんだ 」
喜びにハイテンションになるイタリアに戸惑いながら , ドイツはそう答える .
普段なら定時帰宅 , 残業もほぼなしのドイツだが , 最忙期ではそうもいかない .
そんな彼も , 少しぐったりしたような 疲れたような表情をしていた .
「 … よし , もうすぐ 夕飯もできるぞ 」
「 手 洗って , 着替えて来い 」
そうこうしているうちに , 夕飯の準備も整ったようだ .
はーいと返事をして , イタリアは自室に戻っていった .
「 Grazie per il tuo pasto , ドイチュ !! 」
「 とっても美味しかったんね !! 」
夕食を食べ終わったドイツとイタリア .
席を立とうとした彼を , ドイツが呼び止めた .
「 ティラミスを作ってみたんだが … 」
「 満腹ではなければ … 食べないか … ?? 」
「 もちろん 食べたいんね !!! ( 即答 」
目を輝かせ , 即答するイタリア .
あまりの速さに一瞬 驚いたドイツだが 気を取り直し , ティラミスを取りに冷蔵庫へ向かった .
「 … そういえば 」
ティラミスを頬張る2国 . ふと , ドイツが口を開いた .
「 明日 久しぶりに休みが取れたと言ったが , どこか行くか … ?? 」
「 その , 久しぶりに2人で入れる訳だし … ⸝⸝⸝ 」
いわゆる デートのお誘いである .
本来なら 即答で 行く !! と答え , 喜びに飛び跳ねるイタリアだが …
「 ドイチュ … 」
彼は一旦スプーンを置き , 口を開いた .
「 “ スイーツ言葉 “ って知ってるんね ?? 」
「 あ , 嗚呼 … 」
「 じゃあ , ティラミスのスイーツ言葉は知ってるんね ?? 」
「 嫌 , それは知らないが … 」
いきなり 突拍子もないことを口走るイタリア .
そんな彼に , ドイツは戸惑いながらもそう返した .
「 ティラミスのスイーツ言葉はね … 」
「 …… 私を元気づけて , なんね 」
「 なる , ほど … ?? 」
意味は分かったものの , 結局 何が言いたいのかと首をかしげるドイツ .
そんな彼に , イタリアは言葉をつづけた .
「 最近 , ドイチュ 頑張りすぎなんね 」
「 誘ってくれたのはすっごい嬉しいけど … 」
「 明日はおうちでゆっくりするんね !!! 」
「 io , 明日は家事 頑張るんよ 」
「 ドイチュはゆっくり起きて , まったり過ごすんね 」
最近 仕事続きで , まったくと言っていいほど休みが取れなかったドイツ .
その言葉は彼にとって , どれほど嬉しいものだっただろうか .
「 … Danke , イタリー 」
彼はぼそっと , そうつぶやいた .
少し長くなってしまうと感じた為 , 2話に分けさせていただきます … !!
ご了承くださいませ …
ではまた 👋👋
コメント
2件
初めてでこれ?神?天才?