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流血表現◯
お薬◯
若干キャラ崩壊◯
共依存表現◯
病み表現◯
何でも許せる方のみ見てください!
……赫視点……
❤)…、
もう何も考えられない
毎日天井をぼんやり見つめるだけ
平日の朝
人が学校や仕事に動き出す頃
ただ天井を見つめるだけで時間が溶ける
❤)…(もぞもぞ)
(コンコンコン)
(ガチャッ)
🩵)赫くん…!
❤)瑞…
🩵)おはよ…!(ニコッ)
❤)ん…(コクッ)
🩵)朝ごはん…は…いらないか!
❤)お腹空いてない
🩵)赫くんならそう言うと思った…!(とてとて)
🩵)日差しが強いし、カーテン閉めちゃうね
❤)ん…(コクッ)
🩵)…眠い?
❤)…(フルフル)
わかんねぇ
今、俺が眠いのかも何がしたいのかも
🩵)…(とてとて)
🩵)…(ぎゅっ)
🩵)赫くん、今日も瑞の為に生きててくれる…?
これは、俺等が毎朝確認する事
そして、俺が生きる意味
生きる希望失くした俺に、瑞が生きる意味を与えてくれた
瑞の為に毎日生きる
俺がどんなに役立たずでも
瑞が「生きてて欲しい」と言ってくれるまで
❤)ん…生きてみる
🩵)そっか…!(なでなで)
🩵)大丈夫、赫くんが生きているだけで瑞は生きれるの
🩵)赫くんは毎日生きててくれて、瑞嬉しいよ…!(ポスッ)
❤)ん…
そう言って瑞は俺の肩に頭を乗せた
なんだか落ち着くな…と、ふと思ってしまった
この世界に俺と瑞だけになれば良いのに
そんな事ばかり考えてしまう
俺が唯一、考えられる事
🩵)赫くん…(にぎっ)
🩵)ずーっと、このままでいたいね
🩵)赫くんと2人っきりで…
❤)…、
瑞はどこか遠くを見るような
寂しそうな目をしていた
俺はそこ目が嫌だった
俺は瑞といたら自然と笑えるような気がしていたのに
瑞はそんな事ない、俺と居るのが嫌なのかもしれない
瑞を満足させれてないかも知れない
そんな俺も嫌だ
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い
❤)…(とてとて)
🩵)赫くん…?
瑞を幸せにできない俺は、いない方がマシ
❤)(ゴソゴソ)
…あれ…?
❤)瑞…剃刀は…?
🩵)…(きょとん)
🩵)赫くん、切りたいの?
❤)…切らせて
🩵)…じゃあ瑞も切る
❤)ぇ…
🩵)…(ニコッ)
🩵)赫くん、辛いなら頼っちゃおうよ
🩵)生きるために
瑞も辛いのかな…?
それなら…良いのか
❤)(コクッ)
……瑞視点……
🩵)はい、剃刀!
❤)なんで瑞が俺の持ってるんだよ…
🩵)だってさ〜、赫くんに持たせてたら約束守ってくれないじゃん
❤)ぅ…(プイッ)
🩵)…
目を逸らしちゃった…
わかりやすくて可愛いなぁ〜…♡
🩵)…赫くんはい!(ポトッ)
瑞は赫くんの手首を優しく握り、水色の剃刀を渡す
その腕は血で滲んだ絆創膏で埋められて、痩せこけていた
🩵)…、
瑞はこの腕が最初”は”嫌いだった
赫くんが沢山傷ついて、弱っていくような気がしたから
でも
❤)…(ザクッ)
(ポタポタ)
🩵)赫くん、気持ちいい…?
❤)ん…(コクッ)
❤)なんか…スッキリする
🩵)そっか…!
赫くんにとっては「逃げ道」なんだな…
と、思ったら止められなくなった
瑞は赫くんの恋人なのに
瑞は赫くんに何も出来ないんだ
駄目だなぁ…瑞は
❤)瑞、あー
🩵)ん、飲みたいの?
❤)ん…(コクッ)
そう言って赫くんは口を開けた
🩵)んふっ、いいよ!
瑞は手元にあった箱を取り出し、風邪薬を出した
(ジャラジャラ)
🩵)はい、あーんっ♡
❤)んっ…(ゴクゴクッ)
❤)んへっ…(チロッ)
赫くんは全部飲んだよと見せるように舌を見せてくれる
その姿が瑞を欲情させる
可愛い…可愛すぎる…♡
襲いたいけど…そんな時間も余裕もなそうかな…
赤くんの腕が傷付いてるから
🩵)んーしょ…!(ペタッ)
❤)瑞…?
あれ…絆創膏足りないかも…
🩵)瑞、絆創膏持ってくるね!
❤)ん…(コクッ)
❤)瑞、ありがとな
🩵)いえいえ!
でも、赫くんの「ありがとう」が聞こえるだけで嬉しくなっちゃう
ありがとうが…こんなに嬉しいなんて
赫くん限定なんだろうな…
大好きな赫くんの事だから、嬉しいのかも
(バタンッ)
(とてとて)
🩵)ッはぁ…
瑞も辛いよ
でも、赫くんが辛いんだから
瑞なら大丈夫…
だいじょうぶ…
ダイジョウブ
瑞なラ…
🩵)あはハっ…¿ww
瑞ナらだいじョうブ
(とてとて)
(ぎゅっ)
🩵)!?
❤)…、
な、赫くん…?
❤)瑞、ごめん…
❤)ごめんッ…(ポロポロ)
🩵)ぇ…
なンで謝っテるの?
❤)…(にぎっ)
🩵)…!
(ポタポタ)
あ…瑞の腕…
❤)瑞…俺の絆創膏あげる…から…(ペリペリ)
(ペタッ)
🩵)…!
剥がすの痛かっただろうに…
❤)瑞…(ぎゅっ)
❤)瑞ぁ…(すりすり)
赫くんが瑞の愛称で呼ぶ時は甘えている時か、頭がぼんやりしている時
お薬が効いて、頭がぼんやりしているのかも
❤)瑞、ぎゅー…(うるっ)
🩵)…!
まるで子供のように甘える赫くん
瑞より少し背が低いから上目遣いで
どこか寂しそうに呟く
🩵)…(ぎゅっ)
❤)んへへ…(ニヘッ)
瑞が優しく抱きしめた直後
❤)…(カクッ)
🩵)おっと…(ガシッ)
力尽きるように膝から崩れてしまった
🩵)赫くん…?
❤)んぅ…(ポヤポヤ)
その目には光が消えて、口から涎が垂れている
🩵)…(ストンッ)
瑞は座り、赫くんの頭を膝の上にそっと乗せた
❤)瑞…瑞…(ピトッ)
🩵)なぁに、赫くん
❤)んふっ…ありゃと…(ニヘッ)
そう言ってふにゃりと微笑む
🩵)いえいえ…!
❤)…、
赫くんは瑞の膝でゆっくり瞼を閉じた
🩵)赫くん、ありがとう…(なでなで)
🩵)おやすみなさい