TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「…んぁ?ぁれ?ここって…」

「起きたか。おはよう、悠」

気がついたら、何故かベットで寝ていた。

…は?

「…!///も、申し訳ありません。まさか、龍弥様の前で寝てしまうなんて…なんとお詫びすれば…」

てか、普通に恥ずい!

「w大丈夫だ。そんなに焦る悠も見たことなかったから新鮮で面白いw」

「…///」


龍弥視点

やばい…悠が可愛い…

なんだあの赤面!可愛すぎだろ…殺す気か?…殺す気だな(自己完結)

でも、実年齢はいくつなんだ?

寝顔はとても幼い。俺よりも年下だ。

「龍弥様。どうかされたんですか?…その…顔が赤いんですが。」

えっ…?無意識

「だっ大丈夫///とりあえず今日一日休むんだぞ。」

…理性、持つかなぁ…


なん、か龍弥様が変だった。…なんで…こんな心臓が痛いくらい動いてるの、僕。

まぁいっか。

ガッシャン

「!」

「悠!大丈夫?龍弥に何もされてない?」

「…っはぁ〜お前かよ、愛河。ビビったぁ…」

「ご、ごめん」

「なんもされてない。安心しろ。」

「よ、よがったぁ〜!…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」

「お、おぉい…泣くなって…」

クソ泣いてるw

ごめんな、愛河。

もう僕は大丈夫だよ。


夜も更けて僕、龍弥様、愛河は縁側に集まり現状を確認していた。

「…で、これからどうする。何も手立てはないけど…」

「とりあえず麻生に連絡してみたが…応答はない。何かに手間取っているか或いは…」

「“兄さん…光とまだ戦闘中”の可能性が高い。そういうことですよね、龍弥様。」

「そういうことだ」

麻生…彼は何がしたい?

そもそも、龍弥様に仕えていたんだ。忠誠を誓った…反逆なんて企てないはずなのに…

「龍弥、響夜には連絡ついたのか?」

「泰羅…申し訳ないが、それはまだだ。そもそもアイツは外部との連絡を全て絶っているから術がない。」

「…そうか」

連絡方法がもうないってことか。

兄さん…なんで…なんで

「悠、危ない!」

「っ…!ぇ!」

柱に…矢が刺さって…

「…ッハ龍弥様、申し訳…」

「悠、謝るな。俺は感謝のが欲しい。」

「…ありがとう…ございます…」

「パアア」

え…めっちゃ笑顔〜

わかりやすい人〜

「ヴヴンお取り込み中かもしれんけど、なんかついてるぜ、この矢」

***

悠、心配かけて悪い

麻生軍がもう近くに来ている

早く皆連れて逃げろ

***

これ、兄さんの…

「早く逃げたほうがいいと思います。龍弥様、多分麻生の狙いは僕です。僕が引きつけるから…」

「いや、それが狙いなんだと思う。だから俺が残る。泰羅と悠は早く馬に乗れ。それぞれの武器は武器庫に入っている。」

「待て、龍弥。それは得策では無いと思う。」

「父上!どうしてここに…」

「先ほど愛河副隊長から連絡があってな。」

「はい。突然連絡してしまい申し訳ありません。しかし、白狼様の力が必要と考えまして…」

愛河…いつそんな…あ。僕が気絶していた時か。

「私が時間を稼ごう。その間に龍弥を連れて…いや、護ってくれるな⁈西園、愛河。」

『喜んで』 

僕と愛河は声を揃えて返事をした。

何が合っても護る。そして兄さんを取り戻す。

そんな決意をして夜空を見上げた。

夜空は憎いぐらい星が輝いていて心底イラついた。

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚