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遊園地・お化け屋敷の前
午後のアトラクションもだいたい回り終わって、
ちょっと疲れてきたタイミング。ふと目の前に現れたのは――
👻《超絶ホラー・リアルお化け屋敷》👻
元貴:「あー……これだけは避けたかった……」
滉斗:「出たー!! ガチ怖系じゃんこれ!俺、苦手なんだよな〜……」
涼架:「……でも、○○が入りたいなら、付き合うよ?」
○○:「え!?私が!?!?」
滉斗:「いやいや、○○が行くなら俺が前歩くから!絶対守る!!!」
元貴:「俺は後ろ。○○に絶対何も触らせないから」
涼架:「じゃあ、○○は俺の隣な。怖くなったら、抱きついてもいいよ?」
(お化け屋敷入る前から、こっちの方が怖いんだけど!?!?)
:お化け屋敷内(真っ暗)
ギィ……というドアの音。
重たい空気。手探りの視界。
そして――
\ガシャーン!!/
(何かが落ちた音)
○○:「きゃっ!?!?」
ガッ!!
元貴:「○○!? 大丈夫!?」(がっちり腕を掴まれる)
元貴:「……なに今の音……マジやば……」
○○:「もとき、ちょっと震えてない……?」
元貴:「いやいや、演出だよ?寒いだけ。全然怖くないし」
(めちゃくちゃ怖がってるやん……)
そのとき、脇のカーテンから突然
👻「うらめしやあああああ!!!」👻
\バサッ!!!/(何かが飛び出してくる)
滉斗:「ひゃああああああああ!!!!!」
○○:「ちょっ、滉斗!?」
滉斗:「○○あああああ抱っこしてえええ!!!!!ぎゅーーーー!!!」(全力で抱きついてくる)
滉斗:「○○あったかい……安心する……もうここ住みたい……」
涼架:「……住むな」
ぴったりあなたの後ろに立っていた涼架が、ひと言ぼそっと呟く。
涼架:「○○、ほら、手」
○○:「え……」
涼架:「さっきから震えてんじゃん。……手、繋ぐよ」
あなたの手をふわっと包み込むように握って、
やさしく引き寄せてくれる。
涼架:「俺がいれば、何も怖くないよ」
(心臓の音の方が怖いんですけど……!!)
👻さらに進むと……
突然壁から「這い寄る手」がニョキッ!!
○○:「うわっ!やだ、やだやだ!!」
元貴:「○○、来い!!俺の背中隠れて!!」
滉斗:「違うって!俺の腕の中にいれば大丈夫だって!!」
涼架:「どっちも間違い。○○は、俺の腕の中で落ち着くの」
三方向から抱き寄せられそうになり、あなたは真っ赤に。
○○:「ちょっと待って!!私は何の幽霊より怖い取り合いに遭ってる気がする!!」
ラストのゾーンで、超リアルなゾンビが追いかけてきて――
\ギャアアアアアア!!!/
あなたは思わず誰かに全力で飛びつく!
まただ!!
さあ誰を選ぶ?
滉斗を選ぶ
「○○……怖かったね……!!」
「はぁ~~~~やばい、心臓止まるかと思った……でも○○が飛びついてきてくれて……最高だった……」
「……もう一回入る?」
○○:「いやそれは無理」
元貴を選ぶ
「……○○、震えてるじゃん。手、貸して」
「俺の心臓もヤバいけど……○○のこと、絶対守るって思ってたら……気づいたら抱きしめてた」
「……怖いの、吹き飛ばしたいから、帰ったらもっとくっついていい?」
涼架を選ぶ
「ふふ……やっぱり、俺のとこ来たね」
「かわいいな……そんな顔で抱きつかれたら、俺まで怖がりそう」
「でも安心して。俺がいる限り、○○には絶対手出させないよ」
お化け屋敷から出た後……
滉斗:「○○、手つなご?もう離れたくない……」
元貴:「……次はもっとくっつこ」
涼架:「帰る前に、俺と2人で歩こう。さっきの抱きしめ、まだ途中だったでしょ?」
あなた:「お化けより、3人の甘さの方が……破壊力すごい……」
次回、滉斗の家でお酒パーティー!