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『双子の名探偵は今日も嗤う』〜謎あるところに闇は生まれる〜
AFTER STORY 『執事と2人きり』
百合菜&テディ
テディと2人で過ごすことになった私は旅館の人に貰った温泉使用件を使って温泉に向かうことに。
『気持ちいい…。テディ。そっちはどう?』
『はい!とても気持ちいいです!』
『ふふ、良かったぁ。』
『主様、何かあったら直ぐに言ってくださいね!俺飛んでいきます!』
『ふふ、大丈夫だよ。旅館の中だし心配することは何も…。』
と、その時だった。
ぴとっと肩に虫が乗っかっていた。
『ひ、ひぁぁぁぁぁ!!』
『!?主様!?大丈夫ですか!?』
俺は温泉から出て主様の方に向かった。
(飛び出て来たはいいけど、入る訳には…でも、主様の一大事だし…。)
『いや、俺は執事として主様を守る!』
ガラッ!
『主様!大丈夫ですか!?』
『て、テディ…っ。む、虫が……肩に、止まってて…それで…。』
『それで悲鳴を…。あ。』
バスタオルを巻いてはいたものの露出が多いので俺は目をそらす。
『す、すみません、俺主様が心配で…躊躇はしたんですけど…。』
『う、ううん。大丈夫だよ。』
『っ……。』
(やばい…俺、どうかしてるかも…。こんなにも触れたいなんて…。)
『テディ……?』
『!な、なんでもないです…!早く出ますね、俺。』
『う、うん……。』
数分後…。
『お待たせ、テディ。』
『は、はい。』
『『……。』』
(ダメだ、変に緊張する。)
(テディに見られちゃった…っ。)
『あ、あの、誰にも、言いませんから。』
『う、うん…。ありがとう…?私も、その…ごめんね。変な声出して。』
『いえ、主様に何も無くて良かったです。でも…。俺だけにしてくださいね。俺じゃなかったらきっと…。主様のことを襲ってしまいますから。』
『テディは……。』
『え?』
『襲わないの…?』
『っ……!主様…俺今ホントに余裕ないんです…。これ以上は…。』
テディの顔はいつもとは違い、真剣だ。
私の肩を掴んで説得するテディの力は強い。
『…っ。』
(テディもちゃんと男の人なんだ…。)
『う、うん、分かった…。』
余裕な顔をしていても無防備な姿には抗えない。だって、好きだから。
AFTER STORY 『執事と2人きり』
麻里衣&ユーハン
『甘くて美味しい…。』
『ふふ、沢山食べてくださいね。』
ユーハンにお祭りに誘われた私はわたあめを食べていた。
『ユーハンも食べてみる?』
『よろしいのですか?』
『うん、あ、でも今両手塞がってるわね。はい、あーん。』
『っ!あ、主様それは……。』
『ん?』
『い、いただきます…。』
『美味しい?』
『えぇ、とても…。』
『ふふ、良かった。次はあっちの屋台に行ってみない?美味しいそうなカステラがあるの。』
『ベビーカステラですかね、行きましょうか。』
『小さくて可愛いわね。』
『えぇ。』
『どこか座って食べましょうか。』
『かしこまりました。』
ユーハンと私は縁台に座る。
『あ、中にあんこが入ってるわ。ユーハンあんこ好きだからラッキーね。』
『えぇ、そうですね。…あ、主様。口元にあんこがついてしまってます。』
『え?どこかしら。ユーハン、わたあめちょっと持っててくれる?』
『……。』
『ユーハン…?』
ユーハンは私の口元に指を触れる。
『ぁ…っ。』
『こちらの方が早いです。』
私の頬についたあんこをペロッと舐める。
『っ……!』
『おやおや…顔が赤いですよ?』
『ユーハンのせいよ…』
『クスッ。それは失礼しました。』
好きこそ物の上手なれ。意地悪をしてしまうのは…。
次回もお楽しみに!