テラーノベル
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続き、遅くなってすいません。
wki side
やばいやばいやばい
行きつけのバーで、飲みすぎた……
オーナー誘っちゃったし……………
それに……ファ、ファーストキスまで………
もう俺の顔は、ゆでダコよりも真っ赤になってるんじゃないかと思うほど熱かった。
「飲みすぎるんじゃ無かった………」
絶対、あんなふうに誘ったもんだから引かれているに違いない。
そもそも、オーナーが男が好きだなんて絶対ありえないし……
そう呟きながら帰路についていた。
その時
「あれぇ?さっきのお客さんじゃないですかぁ!」
いきなり後ろから声をかけられ振り向くと、そこに居たのはバーのもう1人の経営者であるfjswさん
「あ、fjswさん、こんばんはっ」
「こんばんは〜!」
「なんでこんな所に? 」
「散歩中なんですっ!歩くの好きなんですよね〜!」
「へぇ〜…」
少し雑談を歩きながらしていて、もうキスのことなんか忘れかけてた時、fjswさんがふと思い出したように言った
「そういえば、wkiさん?でしたっけ」
「あ、はい!」
「mtkとのキスはどうでしたw?」
「へぇっ…///!?」
mtkさんって言うんだ……
名前をしれたことに嬉しさを感じつつも、
にやけながらそんなことを言われるもんだから、ついまぬけな声を出してしまった
「気持ちよかったですか?」
「いや、その……///」
「どうだったんですー?」
「だぁああっ!もう!気持ちよかったですよ!!」
ついヤケクソで言ってしまったせいか、予想以上に大きな声が出てしまい、周りの目線は一気にこっちに向かった。
「ぁ………泣///」
周りからの視線が痛い……
でも、それ以上に恥ずかしさが勝って泣いてしまった……
「え!?ちょ、wkiさん泣かないでっ汗」
「ヒグッ……恥ずかしぃ……泣///」
「あわわ汗」
fjswさんもかなりテンパっていた。
いい大人の年齢になったのに泣く自分の姿を想像したせいで更に恥ずかしさが引き起こされた
「と、とりあえず!wkiさん!こっち!こっち行きましょう!」
「グスッ………泣」
fjswさんに誘導されて、20分ほど歩いた。そして着いたのはひとつの家
「ここは………?」
「僕の家です〜、中へどうぞ〜〜」
言われるがままに家に入ると、なんだかいい匂いがした。
ryoちゃんおかえりーという声も聞こえる。
どこが聞き馴染みがあるが、気のせいだろうか
「ただいまー!!」
「お邪魔します……」
リビングの方から足音がきこえてくる。
すると1人の男の人か出てきた。
「あれ?お客さん?早く言ってくれればよかっ、たの…に…………」
「………え?」
そこのいたのは、間違いない。
俺のファーストキスを奪った初恋の相手。
行きつけのバーのオーナーのmtkさんだった。
mtk side
「ただいまーー!」
「お邪魔しまーす」
バーの営業が終わった後、急遽ryoちゃんの家に泊まることになった。
いきなり「今日は、僕んちに泊まっていかない?」って聞かれるもんだから、咄嗟に「うん」と言ってしまった…
「ゆっくりしててね!僕散歩行ってくる!」
「ん、行ってらっしゃい」
「晩御飯作ってくれると嬉しいなっ!」
「……はいはいw」
そう言ってryoちゃんは散歩に出かけてしまった。
ryoちゃんはよく人を振り回すなぁw
少しスマホをいじったあと、めんどくさいなと思いながら晩御飯の用意をする。
ジュージュー
食材を炒める音が、キッチンに響く。
今日は、トマトパスタ。 俺の大好物&得意料理。
なんでトマトは無理なのにトマトパスタは好きなんだろうとつくづく思う。
いい匂いがしてきた頃、玄関から扉が開く音がした。
ryoちゃんが帰ってきたんだろう。
ちょうどできたので、火を止めて盛りつけをした後に、玄関に向かう。
だんだんシルエットが見えてきて、どうやら ryoちゃんの他にもう1人いるみたいだった。
その人を見て、俺は驚きが隠せなかった。
「あれ?お客さん?早く行ってくれればよかっ、たの…に……… 」
「………え?」
そこに居たのは、間違いなく。
今日うちのバーに来て酔い潰れ、キスをねだってきた俺の初恋の相手、wkiさんだった。
wki side
「あ、え、m、mtkさん……なんでこんな所に………」
「そちらこそ………なんで、ryoちゃんと一緒に?」
お互いに驚きを隠せないようだ。
すると、fjswさんが口を開いた
「wki君と散歩中に偶然あったんだー!」
「あー、そうなんだ…」
「はいっ、」
fjswさんの言葉を聞いたmtkさんの顔は、どこか嫉妬しているように思えた。
「まぁ、中にどうぞ〜」
そう言われて靴を脱いでリビングに向かう。
そこには美味しそうなトマトパスタがつくられてあった。
匂いの元はここだったのか。
「美味しそう……」
ついポツリと呟いてしまった。
すると、2人は顔を見合せ、
「じゃあ、夜ご飯食べていきます?」
「なんなら、泊まってもいいですよー!」
「え!?いいんですか!?」
予想外の言葉にビックリした。
「もちろん。お腹すいてますよね?」
「今日カクテル一杯だけでべろんべろんになってましたもんね〜w」
「ちょっとw!」
そんな何気ない会話をしていた。
こんな会話だけでも俺の心は救われるようだった。
「よし、どうぞ〜」
目の前には美味しそうなトマトパスタ。
ついヨダレが出てしまいそうだった。
「wkiさんが来るとは聞いてなかったので、2人分しか作ってないんですよね〜w」
「だから、ryoちゃんとwkiさんは先食べてくださいね」
「ごめんね〜!mtk!」
「ありがとうございます! 」
申し訳ないなという気持ちもありながら、トマトパスタを頬張る
「ん!!美味しいっ…ですね!」
「ん〜!やっぱmtkのトマトパスタ美味しい〜」
「口に合うなら良かったです」
そうやってにこっと笑う顔は、俺をドキドキさせるほど、可愛かった。
「mtkさん、可愛い……」
「え?」
少しびっくりしているようだった。
まぁ、いきなり可愛いと言われればそりゃそうなるか。
「いや、wkiさんの方が可愛いですよ?」
「へっ?」
言われるとは思ってなくて、ついマヌケな言葉が口から出てしまった。
「いやいや!そんなことないでしゅっ!」
やっっっべ、噛んじゃった……
「でしゅ……ww」
「あはははっwwでしゅかぁwww」
「ちょっと!言わないでくださいよっ///」
ぁああぁーー、恥ずかしい恥ずかしい、恥ずかしすぎる……
恥ずかしさで耳まで赤くなってる俺とは対照的に、2人は笑いこけてた。
「でしゅwwwやっぱwkiさんは可愛いですねぇっww」
「バカにしてますっ///!?」
「いやいやwそんなことはないてすwww」
「まったく…///」
そう言いながらトマトパスタを頬張る。
くっそ、トマトパスタ美味しい。なんか悔しい……
「やばいやばい、mtkのトマトパスタ冷めちゃうね」
「やっべ、ちょっと焦げちった」
数分後、mtkさんの分も完成したみたいだ。
トマトパスタが盛り付けられた皿を持って、俺の隣に座る。
この時点で心臓がはち切れそうなほど心拍数が上がっていた
「ところどころ焦げてるねぇw」
「うるさいなっw元はと言えばwkiさんが……」
「それ以上は言わなくて大丈夫です……」
また恥ずかしさが巻き起こされないように、mtkさんを制した。
すると、fjswさんが口を開く。
「そう言えば、mtk」
「ん?」
「wkiさんがさ、mtkとのキス気持ちよかった!!って言ってたよ」
「………え?」
「なっ!?fjswさん///!!?」
「wkiさん、それ本当ですか?」
そう言って顔をのぞき込まれる。
きっと俺の顔はゆでダコよりももう二段階くらい赤くなってるはずだ。それくらい熱いし。
「いや、えと………///」
「どうなんです?」
mtkさんの綺麗な顔が更に顔に近づいてくる。このまま行くとキスされちゃうんじゃないかと、期待と不安で満ちた自分がいた。
「うぅっ……///その……きもち、よかったですよ……///」
「ふふ、そうですか」
mtkさんは満足そうな顔をして、トマトパスタを頬張る。
綺麗な横顔だなと思いながら俺もトマトパスタを頬張る。
すると、今までのことを見ていたfjswさんが、呆れたような顔をして言った
「ちょっとぉ、僕空気かなにかなの?」
「あぁ、ryoちゃんごめんw」
「まったく!イチャイチャとかは2人だけのところでやってよね!」
「善処するw」
そう言って、食事を進めていた。
「ご馳走様でした!!」
みんな食べ終わり、食器をキッチンへ持っていく。
「僕お皿洗いやっとくから、2人はくつろいどいてね〜! 」
「ありがとうございますっ」
「俺ら、お風呂入ろうかな。」
そう言ってmtkさんはお風呂場に向かっていった。でも、数歩でピタッと止まり、こちらを振り向いた。
「?」
「wkiさん何やってんの、一緒に入ろうよ。」
「へぇっ!?」
突然の誘いにびっくりした。
「いやぁ、大人2人はさすがにキツいんじゃないですか……?」
「大丈夫ですって!ほら!行きましょう!」
半場強引に腕を引っ張られ、お風呂場へ向かった。
脱衣所についたら、いきなり mtkさんが服を脱ぎ始めた。
「ちょ!?mtkさん!?」
「?wkiさん脱がないんですか?」
「さすがに人前で脱ぐってのは……///」
チラッとmtkさんの方を見ると、可愛い顔とは対照的に引き締まった体がついていた。
そのギャップに俺の心臓の鼓動は早まるばかり。
「mtkさん、先お風呂に入っててください…あとから入りますので……」
「?はい」
mtkさんはお風呂場へ入り、扉がしまった。
「よし…俺も脱ぐか」
俺も服を脱ぎ、腰にタオルを巻いて、お風呂場に入った
「あ、wkiさん…ってなんで、腰にタオル巻いてるんですか」
「いや、恥ずかしいんですよ……」
「男同士なのに普通腰にタオル巻きます?女子ですか?」
「うるさいですっ///!」
「あ、今度は噛みませんでしたね」
「俺をなんだと思ってるんですか///!」
「はやく髪と体洗ってください。一緒に湯船に浸かりましょ?」
mtkさんは体も洗い終えたようで、じーっとこちらを見ている。
視線が………
「ちょっと、見る必要あります……?」
「あります」
即答に少しビビりながら、頭を洗っていた。
「wkiさん洗うの遅くないですか?手伝いますよ?」
「え!?ちょ、」
そう言いながらボディーソープを手に取り、俺の体を洗い始めるmtkさん
「ちょ、大丈夫ですって!頭洗い終わりますから!ひとりで大丈夫ですよ!」
「つべこべ言わずに、身を委ねてください。」
そう言って上半身を洗った後、mtkさんは腰に巻いてあるタオルを外そうとした。
「ちょ!!そこは大丈夫ですって!!」
「自分でできますから!!」
それでもmtkさんは腰のタオルを外そうとする。必死に抵抗したが、結局外れてしまった。
「ぁ……///」
「………こんな体してる割にはちっちゃいんですねw」
「なっ///!!言わないでくださいよっ……」
そう言って急いで、下半身を洗い腰にタオルを再度巻き付けた。
チャポンッ
2人とも湯船に浸かったが、やっぱりぎゅうぎゅうだった。
「さすがにキツくないですか?」
「まぁ、入れないことは無いので大丈夫ですよ。」
嘘だろ……と思いながら、湯船に浸かる。
湯船に入るなんていつぶりだろうか、
いつもは早くねたくて、軽いシャワーで済ませて、布団に入る。
久々に浸かった湯船は体に染み渡る。
「はーー、きもちーー……」
「その様子だと、wkiさん湯船に入るの久しぶりでしょ」
「ゔっ……なんでバレた……」
「反応で分かりますよ。wkiさん喜怒哀楽激しいですからね」
その後は無言が続いた。
出るのが気まづくて、ずっと入ってたら、だんだん頭の中がほわほわとしてきた。
「………///」
「wkiさん?のぼせてません?」
「んぇ?mtkさぁん///?」
「かなりのぼせてるな……」
「wkiさん、もう出ましょう。」
「んん……」
無理やり立たされる。
もう何も考えられないくらい体が熱くなっていた
「wkiさん俺の肩貸しますから、出ますよー 」
「はぁい……」
そうして、お風呂場から出たあと、一気に寒気が押し寄せてきた、
「さっっっむっ……」
「着替えとかないですよね?wkiさん」
「あ……はい」
「これ、ryoちゃんのです。今日はこれ来てくださいね」
そう言って渡されたのは、大きめのパジャマと下着
申し訳なさを感じながら、きがえる。
「結構ダボダボ……」
「ほんとですね……でも、可愛いです。」
「む、うるさいですよ」
さっきから可愛い可愛い言われ続けて気が狂いそうだった。
リビングに向かうと、皿洗いが終わったであろうfjswさんがいた。
「2人ともおかえりー!って、wkiくん結構のぼせてない?」
「ごめん、ryoちゃんのパジャマ勝手に借りてる」
「あ!全然大丈夫だよ!」
「wkiさんお茶飲みます?」
「ん……飲む……」
お茶を渡されると、すぐに一気飲みをした。
「ぷはっ!生き返る〜!」
「ふふっ……」
お茶で結構頭が冴えてきた頃、いつの間にかryoちゃんもお風呂に入ってきたみたいだ。
「2人とも、そろそろ寝る?」
「そうするか、」
「おっけー!でもさ、お客さん用のベッドひとつしかなくて〜、2人とも同じベッドで寝てくれないかな……? 」
「同じベッド!?いや!僕床で寝ますよ?」
「敷布団とか家にはないからさ、二人でひとつのベッドで寝てね!それじゃ!」
「あ!ちょっと!」
そそくさとfjswさんは寝室に行ってしまった。
その後は歯磨きを終わらせ、客人用の部屋へ行った。
意外と広くて、大人二人が寝ても大丈夫そうなベッドもあった。
「じゃあ、寝ます?」
「そうしますか…」
そうして布団に入り、目をつぶる。
「おやすみなさい……mtkさん……」
「……………おやすみ……」
そう言って俺らは、いつの間にかお互いの手を握り合い、寝ていた
終わり方雑で、すいません…
それでは👋
コメント
4件
ひぃーーーー若井さんメロい😭😭 涼ちゃんは誘導の仕方が上手いし大森さんはとりあえずあざとい。 更新するって仰ってたのでめちゃくちゃ楽しみにしてましたー‼️😙
やばぃエロいさいこう