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紫side
「ハックション」
え今日寒くないか?まぁ冬だし毎日寒いけど…てか外雪降ってるんだけど…
「たく、なんでこの家にはちゃんとした服がねーんだよ」
まぁ一応あるんだけどな、父さんの。でも勝手に着るとやばいくらいに怒るからぜってぇ着れねぇ。俺はいつも来てる意味あるのかと思ってしまうほどのボロボロの服を着ている。
…あ、洗濯はしてるからな?
「まぁ今日も帰ってこねぇよな…」
「帰ってきたとこでって感じだけど」
「暇だし勉強でもすっか」
俺は学校には行ってないけど勉強をする。まぁ将来のためだ。今は離婚してお父さんしかいないけどする前にお母さんが…
紫母「ねー、紫?」
紫昔「ん?なぁに?」
紫母「もう小学生なんだから勉強ちゃんとするのよ?勉強をしておくと将来いい職業につけるのよ。そしたら裕福な生活や素敵な家庭が築けるの。だから勉強は大事だから頑張ってね!」
紫昔「 はぁい!」
みたいなことを言ってた。そんときにたくさん勉強道具も貰った。鉛筆やノートそして参考書。あん時のお母さんは張り切ってて6年生までの参考書を買ってきてた。結局 俺は小学校に入る前に親が離婚しそのまま学校に行けてない。
だけどもう2度とこんな思いをしないように今から勉強をしとく。
どうせ暇だしやることなんてないから…
カキカキカキ…
「…にしても寒すぎだろこの部屋!全然集中出来ねぇ」
「もうこんな生活やだよ…」
?「じゃあ、俺が変えてやろうか…?」
紫「え?不審者…」
?「違う違う!俺不審者じゃないから💦」
紫「じゃあ…お化け…?カタカタ」
?「お化けでもない!俺は神」
紫「は?お前何言ってんの?人の家でふざけてんの?」
?「いや違う!本当にそうなの!!俺疑われすぎじゃない…?」
?「まぁとりま自己紹介するわ。俺は桃!衣服の神でーす!君は…?」
紫「紫…」
桃「紫!いい名前じゃん!!」
紫「あっそ…」
桃「てか勉強してるの…?」
紫「そうだよ、悪いかよ」
桃「うんん!偉いね!!」
うわここの問題分かんねぇ。
…てかさっきから桃っていうやつがずっと見てんだけど。やりづらいしキモイ…
桃「?なにここ分からないの?教えてあげよっか?」
紫「お前解けんのかよ?」
桃「酷っ ちゃんと解けるよ!!こう見えて頭いいからドヤ」
紫「ドヤるなキモイ」
桃「え?さっきから酷くね?最近の子ってそうなの…?」
紫「いいから分かるんなら教えろ!」
桃「教えて貰うのに態度悪っ!!まぁいいよ教えてあげる ここはね… 」
紫「あ!そういう事か!!」
桃「そうそう!正解!」
紫「終わったー!」
桃「おつかれー!」
紫「…あ、ありがとな その…教えてくれて」
桃「!どういたしましてニコッ」
紫「!」
懐かしいなぁこの感じ…
桃「てかさ君って確か9歳だよね、?なんで小6の問題解いてるの…? 」
紫「あ~ 暇だったから、?」
桃「え?!暇でそんなに解いてるのすごっ!!」
紫「俺、学校行けてねぇからそういうの分かんねぇ」
桃「えぇぇ!?これ全部1人で理解してやってんの?!」
紫「そうだけど…」
桃「すごいやつに会ったわ…」
紫「てか!なんで俺の歳知ってるんだよ!やっぱお前不審s 」
桃「違うから!…あ!てかなんのために来たか忘れるところだった!」
紫「なに?」
桃「ねぇ その服で寒いでしょ?」
急に何言い出したんだこいつは。
紫「あぁ まぁ 」
桃「だよね だから今から暖かくしてあげる」
紫「はぁ」
桃「うん 分かってないでしょ 」
紫「そりゃそうだろ 神だかなんだか知らねぇけど無理だろ」
桃「まあまあ見てたらわかるよ」
桃「じゃん!」
そう言ってあるものを出す。
紫「なにその石」
桃「石じゃない!奇石って言うh」
紫「あぁ 宝石か」
桃「ちょっと最後まで言わせてよ!まぁ合ってるけどさ」
桃「ではこれから使うよー?準備はいいかい?」
…ほんとに大丈夫なのだろうか。未だに信じてねぇけどまぁとりま不審者とかでは無さそうだし?変なやつではあるけど(((
もし実際に暖かくなるなら好都合だしいいか
紫「…いいから早くしろ」
桃「え?上から目線すぎん?そんなんだとやらないよ!」
紫「別にいいけど」
桃「ちょっ嘘です嘘です やらせてください!」
めんどくせぇやつ
紫「やるなら早くやってくんない?」
桃「はい!やらせてもらいます!!」
長くなってしまった… 次回で「出会い」編が終わります。