テラーノベル
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朝ごはんを食べ終わったあと。
紫「青ちゃん、そろそろお着替えしようか」
青「……ほいくえん?」
紫「うん、今日は保育園の日だよ」
その瞬間。
青の顔が少しずつ不安になる。
青「……や……」
紫「どうしたの?」
青「いきたくないの……ポロポロ」
青「おうちがいいの……ポロポロ」
紫は青の隣に座る。
紫「保育園、今日は怖い気持ちになった?」
青「こわい……ポロポロ」
青「いかない……いかないの……」
同じ言葉を何度も繰り返す青。
紫「そっか。今は行きたくないんだね」
青「いきたくない……いきたくない……」
ポロポロ
紫は優しく背中をさする。
紫「じゃあ今日はお休みする?」
青「……いいの?」
紫「いいよ」
青「ほんと……?」
紫「ほんと」
青「よかったぁ……ポロポロ」
安心した青は紫にぎゅっと抱きつく。
⸻
紫は黄に電話をする。
紫「黄にいに?」
黄「どうしたの?」
紫「青ちゃん、今日は保育園が不安みたいで……」
黄「そっか」
紫「お休みしても大丈夫かな」
黄「もちろん。青ちゃんが安心できるなら大丈夫だよ」
紫「ありがとう」
黄「仕事終わったら早めに帰るね」
紫「待ってる」
⸻
その日は紫にいにとお家で過ごすことになった。
青「おえかきする!」
紫「いいね」
青は嬉しそうに机へ向かう。
青「みて!」
紫「上手だね」
青「えへへ」
次は積み木。
青「おっきいたわ!」
紫「すごいじゃん」
青「もっとおっきくする!」
楽しく遊んでいた青。
でも――
またお絵描きをしようとした時。
青「……あれ?」
紫「どうしたの?」
青「まーかー……」
青はいつものマーカーと違うことに気づく。
青「ちがう……ポロポロ」
紫「いつものがよかったんだね」
青「これじゃないの……ポロポロ」
青「いつもの……いつもの……」
紫「一緒に探そう」
青「……いっしょ?」
紫「うん。一緒」
2人で探すと、いつものマーカーが見つかった。
青「あった!」
紫「よかったね」
青「むらさきにぃに、ありがと」
⸻
夕方。
玄関が開く。
黄「ただいま」
青「黄にぃに!」
黄「青ちゃん、今日はどうだった?」
青「おえかきした!」
黄「楽しかった?」
青「たのしかった!」
黄は安心して笑う。
黄「紫もありがとう」
紫「ううん」
そのあと。
青「ねむい……」
黄「いっぱい遊んだもんね」
紫「お昼寝しよっか」
黄、紫、青の3人で横になる。
青「にぃに……いる?」
黄「いるよ」
紫「いるよ」
青「……よかった」
安心した青は、すぐに眠った。
⸻
数時間後。
赤「ただいま!」
橙「帰ったで〜!」
桃「疲れた〜」
みんなが帰ってくる。
青「おかえり!」
赤「青ちゃん元気!」
橙「今日は何してたん?」
青「おえかき!つみき!」
橙「いっぱい遊んだんやな!」
夜ご飯を食べて、お風呂に入る。
青「ぽかぽか……」
黄「眠そうだね」
青「ねむねむ……」
布団に入る。
赤「おやすみ青ちゃん」
橙「また明日な」
紫「いい夢見てね」
桃「おやすみ」
黄「大好きだよ」
青「……にぃに……だいすき……」
安心した顔で目を閉じる青。
少し不安なことがあった一日。
でも、にいに達がそばにいたから大丈夫。
そんな一日だった。
コメント
1件
青ちゃんの「いきたくないの」って小さな不安に、紫にいが「お休みする?」って優しく受け止めてくれるの、すごく温かい気持ちになったよ…😢💕 マーカーが違うだけで泣いちゃう繊細さも、にいに達が一緒に探してくれる安心感も、全部がぎゅってなる。最後に「にぃに…いる?」って確認して眠る青ちゃん、尊すぎる〜😭💖
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#赤緑
ゆん
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rain@低浮上
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