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黄水
水さんお誕生日おめでとうございます>_< ♡
オタク要素有
意味分からん展開🙈
♡ ——————-‐——————-‐ ♡
「え、なにこのCDっ!?」
「えこのビジュのみこちゃんすきぃ、♡♡」
1人部屋、ぽつんと静かな部屋に推しへの愛を語る。 だいすきであるグループの1人、みこと という人物。 こさめの所謂推しというもの。
「え、らんくんのビジュもいいなぁ、 いるまくんのも、 ~、♡♡」
「え、CD買ったら握手会応募券くるの!?買うしかない、」
「まあ、軽く100は積むよね~……、 んー、あとどうしよ、 ぬいとかでないのかなぁ~、」
CDを買うと、 加えて握手会応募券が付いてくるという補足が小さく書いてあった。
皆、CD目当てかどちらかというと 握手会応募券目当てだろう。 負けてられない!という気持ちを抑えながら、 +ボタンを連打してく。
「……絶対当たって欲しいし、 200積むか、 金死ぬけど、 笑」
「…みこちゃんの為ならいくらでも積めるし、バイト入れまくろー。笑」
当落発表を楽しみにしながら、みこちゃんに会える楽しみを深く心に溜め、気長に待つことにした。
「…はぁ~、あと1分、 」
あと1分後、握手会の結果が全世界、全ファンに知らされる。
焦らされてる感がして、 ムズムズとなる。
ピコンッ
「通知来た~……、 ぅわぁ、見たくなぃ、…… 」
スマホをスクロールし、ロック解除をしてメールアプリをタップする。 最新の場所に推しのグループ名が記載されている。
こさめ様。
握手会当選致しました。 日付は 6月23日。
「ぇ、っ!?…… よかったぁぁ、 ……」
「しかも、6月23日っ!?こさめの誕生日じゃん!!」
さすが200積んだ甲斐があって、 見事に当たったのだ。
早速XのみこちゃんのDMへと タップしていく。
「んー、なんで送ろうかな、 笑」
『みこちゃん!! 握手会当選しました‼️
嬉しすぎて泣きそうになりました!🦈
みこちゃんに話す内容沢山考えて寝ます‼️
しかも、6月23日こさめの誕生日なの!!
だいすきだよ🙃💛』
「これでいっか、どうせ気づかれないからね~……」
みこちゃんにXのDMで 感謝の思い、報告を送り、スマホの画面を閉じた。
「んー、これかっこよくない、? …」
手首にアクセサリーや、指に指輪を付けたりして、 お洒落を頑張ってする。
髪の毛にも、パーマを当てて、朝から備えてきた。 何より大事になのは、 背景。
後ろには、みこちゃんのグッズだらけで、中には痛バがズラっと並んでいる。
「やば、もー始まるって、 ……!?」
握手会 ご案内のお知らせ。
この文字をタップして、通話画面へと飛ぶ。
「あ、こんにちは〜!!」
「え、みこちゃん、っ!?」
通話が始まれば、 みこちゃんが挨拶をくれる。
「うぇ、こさめくん、?かな?」
「え、そうです、っ!!… 泣」
「いつもDMしてくれてるよね~!!」
みこちゃんは明るく振舞ってくれる。
「いつもありがとうね~!!大好きだよ~!!」
「あ、あと今日こさめ誕生日なんです!!お祝い貰っていいですか
、 泣」
「お誕生日おめでとう~!」
「ありがとうございます愛してます!!! 泣」
「ぅおれも大好きやし愛してるよ!!」
愛してるという文字を言われたのが衝撃的で、一生心の中に残る宝物だろう。