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月守神社__
『…?あら、珍しいお客さんね。』
「えぇ、こんにちは。」
『久しぶりね。条野さん。何の用?』
「相変わらず、さん付けはするのに敬語は使わないんですね。」
『性に合わないからね。』
「何時も通りですよ。定期訪問というものですね。」
『はぁ、何で特務課じゃないのよ…』
「それは、万が一にでも異能力が暴走したら、特務課じゃ太刀打ちできないからですよ。」
『はぁ…』
「まぁ、猟犬も左程有効とも云えませんけどね。」
『でしょうね。私でも制御出来なくなるし。このペンダントが壊れたらもう…世界が滅ぶだろうね。
暴走しても自我保ててるだけ良いんだけどね。自我失ったら…それこそ終わりだね。』
「止められる人は居るのでしょうか?」
『さぁ?猟犬の隊長なら行けるんじゃね?…ところで、何で何時も条野さんなの?』
「…まぁ、立原君は無理そうですし、鉄腸さんは例外。輝子さんや隊長は忙しいですし…と云う訳ですよ。」
『うぅ…我が癒しの立原ぁ…。あ、異能力は何ともないよ。』
「今ですか。それでは、異常は無いようなので帰らせてもらいます。また、一か月後に。」
『へいへい、来んでええわ!』
「あぁ、そうそう。貴方は私たちの監視対象だということを努々お忘れなく。」
『…私は死ぬまで探偵社員だ。』