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成人後の茂二未満。鎌←二←茂で誰も幸せにならない。出来が悪いシリアスだと思って読んでください。茂庭さん視点。
茂二増えろ!!!で書いた殴り書きです。あまりにも短いし展開がおかしい
⚠・鎌←二ががっつりある
・誰も幸せにならない
伊達工OBで宅飲み中、風を浴びようとベランダに出ると、二口が煙草を吸っていた。
「煙草やってるんだ」
「まぁ、はい。いります?」
「いや、今はいい」
「茂庭さんも煙草吸ってるんだ」
「たまにだけどね」
夜の風が頬に当たって気持ちいい。手すりにもたれかかって二口の整った横顔を眺める。酒で頭がぼんやりしたまま口を開く。
「ねぇ、二口ってさ」
「鎌ちのこと好きでしょ。恋愛的な意味で」
二口は煙を吐くとゆっくりとこちらを向いた。最初は大きな目を見開いていたが、すぐに諦めたように笑った。
「あー、ふふ、そうですけど。なんか文句でもありますか?」
「まあなんとなく」
「てか、なんで今聞くんすか」
「別に…」
平気な顔で話すが、煙草を持った手が微かに震えていた。
後ろから賑やかな声が聞こえる。みんな盛り上がっているのだろう。二口はふっと笑ったあと語り出した。
「俺、1年生の時変な噂流れてたんすよ」
二口の伏せられた目は曇っていた。
「二口は童貞捨てさせてくれる、とか。それをガチにして変なこと言ってくるやつもいたんです」
「みんな変な目で見てくるから、俺嫌になって。そんな時に鎌先さんの変わらない態度でちょっと救われた、っていうか…まぁそれで好きになっちゃって。」
そういえばそんな噂聞いたな、と思う。二口が整った顔だからか、たまにそんな事を言われる時があった。
「告白とかしないの」
「するわけないでしょ。後輩の、可愛くもない、変な噂流れてる奴に告白されても迷惑でしかないじゃないですか。しかも男。俺はあの人の生意気な後輩ポジで居なきゃいけないんです 。あの人、優しいから優しく振ってくれるんだろうな」
そう言うと、二口はもう何も言う気はない、というように煙草を咥えた。長い睫毛が月の光を反射していて綺麗だと思った。 しばらくの間沈黙が流れる。どこかで救急車の音が聞こてきた。 二口が短くなった煙草を床に落として、サンダルでぐしゃっと踏んだ。
「じゃあ俺戻るんで」
窓を開けると曇っていた賑やかな声が鮮明に聞こえる。しかしすぐに閉じられ、また聞こえなくなった。
後ろを振り向くと、二口が鎌ちに絡んでいる。鎌ちに向けられた二口の目がふと暗くなったのに気がついた。
「…そんなに悩んでるなら俺にしとけばいいのに」
そんな叶わない願いを口にしても誰からも返事はない。下を見ると、二口に踏み潰された吸殻がこちらを見ている。
「お前も俺と同じなんだな」
また意味の分からない事を言ってしまった。ため息をついてベランダの戸をあけると、まだ2人の口喧嘩は続いていた。
どうしてあんな事を聞いたのか、と言われても答えられない。ただ、何があったのか聞いてみたかった。
鎌ちに向けられた二口の目線は、俺に向けられることはない。俺は片思いに苦しみ、自分を殺していく好きな人を見るしかないんだ。なんだかあいつは死体みたいだな、と思った。
その日はいくら飲んでももう酔えない気がした。
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#佐久古
レタスが、取れたっす
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月城 ゆう
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