当作品は
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◾︎ BL
◾︎ rbru
を含みます。
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また、
◾︎ 話はすべて筆者の妄想・フィクションであること。
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ruが玩具を使っていたことがバレて…?のような話。
右の自慰
♡、濁点喘ぎ
センシティブです。
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「小柳くん。これなぁに?」
久しぶりの逢瀬。小柳はお風呂へと向かった星導の帰りを健気に待っていた。スマホを片手にソワソワとベッドの上で待機しているとガチャりと寝室の扉が開き、恋人が顔を覗かせる。
遅い。そう、文句を言おうとした時、星導がどこからか箱のようなものを取り出した。なんだ?とよく見てみると、ダンボール。身に覚えがありすぎるそれに小柳はひゅ、と息を飲んだ。
にこりと気味悪く笑う星導はダンボールに手を突っ込み、中から男性の性器を模した玩具を取り出しじとりと見つめる。星導ほどの大きさは無いとはいえ、一般的には大きいサイズであろうそれ。星導の美貌とグロテスクな玩具のアンバランスさにこの状況でなければ笑っていただろう。
居心地の悪さに思わず視線を逸らした小柳のその顎を掴みぐるんと星導の目と合わせにこりと笑って「これなぁに?」と問うたのだ。
小柳が目を伏せながら何も言えずに黙りこくっているとはぁ、と短い溜め息をつく。ビクリと小柳の身体が震え、星導の顔をチラリと見ると先程の胡散臭い笑顔はどこへ行ったのか、無表情のまま手に掴まれているそれを眺めていた。
「俺以外で気持ちよくなったんだ?」
「………別に。」
「”別に”?それで良いんだ、お前の答え」
「…お前には関係ないだろ」
「……………へぇ。」
咄嗟に飛び出た言葉に返ってきたのは酷く冷たい声だった。
完全に目の据わった星導が小柳の手に玩具を持たせ、ベッドの傍にある椅子に座る。呆然としている小柳を見据えて小柳の手にあるそれを指さして言った。
「そんなに良いならさ、今使ってみてよ」
「……は」
「お前がどんな風にそれを使って気持ちよくなったのか、全部俺に見せて」
小柳は手の中の玩具を見下ろし、喉がかすかに鳴った。冗談じゃない。できるわけがない。だが、星導の視線は逃がしてくれなかった。
「……っ、何言ってんの、やるわけないだろ」
「やらないの?じゃあいいや、今日は寝る。あーあ、せっかく久しぶりにセックスできるのに。明日からまた大会とかで忙しくなるからしばらく出来ないね?」
ああ、お前はこれが慰めてくれるから大丈夫か。そう冷たく見下ろした星導に小柳は身体を震わせた。
今、やらないと、しばらく星導を感じられない。大会、配信、収録、任務。大会には練習だって必要だし、任務には会議や訓練も必要だ。となると次に2人でゆっくりできるのは最低でも1ヶ月は先だろうか。そんなの、耐えられない。今日を逃すとまた独り、物足りない玩具を使って凌ぐことになる。玩具を使ったとなれば星導はまたセックスしてくれない。負のループだ。
やるしかない。そう、覚悟を決めて手の中の玩具を握り締めた。
「…やる、やる…から、…寝ないで」
「あは、なに、やるんだ?いいよ、じゃあ見ててあげる。ひとりでやってるときと変わらずにやってね。」
ひとりでのときと同じ。星導はきっと、”星導に見せつけるオナニー”、ではなく、”星導の代わりに玩具で慰めるオナニー”を求めている。
ゴクリと唾を飲んで、とりあえず玩具は隣に置き、服の隙間から手を滑り込ませた。辿り着いた先は小さな胸の突起。恐る恐るきゅ、と摘んでコリコリと撫でる。小さく漏れる声を抑えるべく、片手で口を覆うがあまり意味は無いようだ。
「ふ、ん…ッぅ…」
ビクンビクンと腰が震え、襲う快楽に指が止まらない。口を抑えながら星導を見ると肘当てで頬杖をついて小柳の痴態をじーっと眺めている。
…見られている。愛する人に。淫らな声を漏らしながら、性感帯でもない乳首を触って感じ、腰をだらしなくへこへこと揺らしているところを。
理解すればするほど羞恥心でいっぱいになり声が大きくなる。けれど達するほどには気持ちよくなれず、中途半端なところで指を止めた。
「ぅあ、は、んぅ…るぇ、ほしるぇ、なんか喋れよぉ…っ」
「見ててあげる」、そう言われたとき小柳は星導が散々羞恥心を煽る言葉を小柳にかけながらニヤニヤと見つめてくるのではと思っていた。それなのに星導は頬杖をついて何も言わず、笑いもせずただじっと小柳を見つめている。
なんで、どうして。これでは本当にただの自慰だ。愛する人はそこに居るのに、独り寂しく慰めている。なんと愚かなことか。
泣きそうになりながらも覚悟を決めて隣の玩具を掴み、ビクビクと服を全て脱ぎ捨て、ここまで来ればどうにでもなれと星導に見せつけるようにM字に足を開き、星導を迎えるために準備していた後孔へと宛てがった。星導よりも小ぶりなそれはいとも簡単に飲み込んでいく。
「ぁ、るぇ、んッ…♡ は、ふ、ンン…っ」
全て飲み込んだところで呼吸を整え、体勢を変える。M字に開いていた足を膝立ちにし、玩具の底をベッドへとつけ跨る。所謂騎乗位のような体制になった。
過去の自分の姿を思い浮かべながら腰を動かす。前後左右に揺らしたり、上下に打ち付けたり。が、なかなか欲しいものが押し寄せてこない。気持ちいいかと言われれば気持ちいいはず。けれど決定的な何かが足りないのだ。それもそのはず。ゴム製のそれはそこに鎮座するだけでそちらからは動かない。星導のように小柳が感じるように動いてはくれないし、星導のような熱も硬さもない。何度も何度も身体を重ね、星導無しでは達せないように身体を作り替えられてしまったのだ。
「ッふ、ほしぅえ、ほしるべぇ、!なんでイけないのッ!」
前に手を着いて腰をしきりに動かしているというのにいくら待っても絶頂を迎えられない。過去にした時もそうだった。気持ちいいはずなのに解放感は得られなくて、ようやく解放されると思って待ちに待った今日だったのに。全てが台無しだ。こんな玩具のせい。小さいし、細いし、奥まで届かないし。星導のなら苦しいくらい、届いてはいけないところまで届くのに。
もう、とついに小柳が目から雫を零し始める。ポタポタとベッドのシーツにシミを作り色を濃くさせる。
「るぇぇ、ごめん、ッごぇんなさい、ッ嫌いにならないで、ッ、!がまんできなくて、他ので耐えようと思ったけど足りなくて、ッおまえがいい、おまえの挿れてよ、ッお前じゃなきゃおれ、⎯⎯きゃぅ゛ッッ゛!!?♡♡」
涙を流しながら必死に乞いて、弁明すれば突然体が後ろへと倒されナカに入っていたものが強引に抜かれる。なんだ、と反射的に瞑った目を開けて目の前を見ると、愉悦を浮かべた笑顔の星導が居た。
「他のヤツとの浮気セックスは楽しかった?」
「ッうわ、きじゃな⎯⎯」
「浮気でしょ?だってここに俺以外の棒を咥えて善がってたんだもんね?あーあ、るべち悲しい」
ぐ、と小柳の腹部を抑えてわざとらしく泣き真似を始めた。
なんで、なんで許してくれないの。恋人が涙を流しながらお前を求めて許しを乞いているというのに。
ひっく、と次々と溢れ落ちてくる涙にうんざりしながらゴシゴシと擦る。一向に止まらない涙にまた泣きそうだ。
「こーら、そんな擦ったら赤くなるよ。」
「っ、だぁって、ほしるぇが、ッほしるべがぁ!」
「俺が?なぁに?」
小柳は泣き止むのに夢中で星導の先程よりもいっとう優しくなった声色に気づかない。目の前には不敵な笑みをやめ、愛おしいものを見つめるかのように溶けた目で小柳を見つめている星導がいるというのに。
星導はひくひくと泣き続ける小柳の頭をさらりと撫で、小柳の言葉を待った。
「っ、お前が、うわきした、とか言うから、おれ、もういらない?うわきしたら、わかれる?ッおれのこと捨てる?」
あまりにも切羽詰まった声で寂しそうに言うものだから、さすがの星導も可哀想だという感情が勝り始めてきた。
久しぶりに身体を重ねられるとそわそわと健気にベッドで待っていた恋人に玩具を使ったと言うだけでここまで泣かせるのは良くないよなという反省が少しと、星導じゃないと満足できない身体に仕上げられたことを確認できて満足したのが大半。
「ううん、捨てないよ。俺だって小柳くんじゃないと満足できないし。ごめんね、意地悪しすぎちゃった」
許してくれる?と首を傾げると、呼吸を整えキッと星導を睨みつけ、「えっちしてくれたらゆるす」、と小さく呟いた。
星導は一瞬だけ目を細め、次の瞬間には小柳の腰を両手で包むように抱き寄せた。泣き腫らした目で睨んでくる恋人が、必死に強がって「えっちしてくれたらゆるす」と言った、その全てが可愛くて仕方ない。
「うん、もちろん。俺の事が欲しくて欲しくて堪んなくて、あんな小さな棒に頼ったんだもんね?いいよ、ご褒美あげる。」
掠れるような甘い声。さっきまで玩具を握らせてまで追い込んでいた男とは思えないほど優しい音色だった。
星導は小柳の頬の涙を親指で拭う。その仕草ひとつが、泣き疲れて震える小柳の心にじわりと染みていく。
そのままそっと頬を撫でれば、強請るように撫でた手に擦り寄る。あまりの可愛さに星導の心臓がきゅ、と鳴って、優しくできるか不安になった。
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「ぁあ゛ッッ!!♡♡ んぅ゛〜〜〜ッッ……♡♡♡ は、ぁう………お゛ッッッ゛ッ゛!?♡♡ まっぇ、や、だめだめだめ…ッ〜〜〜〜ッッ♡ ひ、イッたばっか、なのにぃ…ッ!」
「あは、ッ♡ いっぱい俺でイけて嬉しいでしょ?」
「ッうん♡ うれし、♡ ほしるぇ、いっぱい、きもち、〜〜〜……ッ♡♡」
精液と潮、涙に唾液。人体のありとあらゆる液体で身体はもちろん、シーツもぐちょぐちょになっている。
奥を突く度に身体を反らし震える小柳が愛おしくて、加減も知らずに何度も何度も奥まで押し込んだ。
「ほしるえぇ……♡」
「なぁに、小柳くん」
「て、手ぇつなぎたい…」
なんとも可愛らしいお強請りだこと。そんなのいくらでも繋ぐよ、と両手をそれぞれ恋人繋ぎにして、ちゅ、と軽くキスを送った。口を離すと物足りなそうにするものだから、再度先程よりも長く唇を重ねると幸せそうに微笑む。また達しそうなのか、ギリギリと星導の手の甲に爪が食い込むほど力を込めもはや何も出なくなった陰茎が弱々しくなった。
「も、イきすぎておかしくなっちゃぅ…」
「おかしくなっちゃうねぇ。大丈夫だよ、俺がいるから。ね、もうあんなの使わないよね?」
「ぅん、うんっ♡ つかわない、お前だけでいいっ♡♡」
「そうだよね?じゃああれ捨ててくれる?」
「すてる、あれは捨てるから、おれのことは捨てないで」
「捨てないって、大丈夫だから、そんな不安そうな顔しないで」
安心させるようにちゅ、と額にキスをすると、口じゃないの?とムスッとするものだからかぶりつくように唇に食らいつく。
まだ呼吸は整いきっていなかったようでキスがいつも以上に下手だ。はふはふと合間合間に酸素を求めて呼吸している。
「あ゛〜〜〜〜……ヤバいどうしよう、ムラムラ止まんないや。まだできる?」
「んっ、できる、けど、途中で落ちるかもしれん」
「そっかぁ…じゃあやめとこ。無理させたくないし、明日午後から仕事あるもんね」
「や!できるって」
「えぇ…そっちがゴリ押すんだ」
「だってほら、お前の、俺のナカでずっと硬くなってんじゃん。」
「ぐ、……そりゃあ小柳くんのナカですし…」
「俺がお前のでイくところ、もっと見ろよ」
立場とは似合わないくらい男前な台詞を吐いた小柳がへこへこと腰を揺らしだす。
快楽主義者が故なのか、自分より此奴の方がよっぽど性欲高いよなと星導は何度も思った。
小柳が弱い力で星導を押し倒して上に乗る。は、は、と息を荒らげて玩具で快楽を得ようとしていたみたいに腰を一生懸命振る。今度は自分のため、そして星導の為に好き勝手動いて、たまに星導が小柳の好きなところを掠めたり、突いたりすれば激しく体を震えさせる。あのとき得られなかった快感に小柳の視界はチカチカと点滅していた。
「ッは♡ 見える?♡ 俺がお前の上でイくところ♡ ぁっ、ぅあ゛ッ!、イく、イくイくイく゛〜〜〜〜ッッ…っ♡♡」
「は、俺もイく…ッぁぐ〜〜〜ッッ……っは、は、ふ〜〜…」
小柳がビクンビクンと身体を反らし達した姿を見て、本能か、思わず身体を起こし抱き締めて奥へ奥へと擦り付けるようにゴムの中に吐精した星導。腕の中の小柳は「んは、」と満足気に笑っている。
「ぁ゛〜〜…やっべ、気持ちよすぎてなんも考えられん、ねむい」
「んふ、いっぱい頑張ってくれてありがとう♡ 俺やるから寝てな、おやすみ」
「んぅ…わり、おやすみ……」
後ろへ背中から寝転んだ小柳がすぅ、と即座に意識を手放した。さらりと髪を撫ぜるとピクリと反応するのが面白い。…こんなことしている場合では無い。早くこの体液でぐちょぐちょな体とシーツを片付けなければ。
一般的にはめんどくさいであろう後処理も、小柳の幸せそうに眠る顔を見ながらやってしまえば楽しいものになる。そもそも小柳は行為を始める前に後ろを準備してくれているのだから後片付けくらいはこちらがするのは当然だろう、そう思っていた星導はめんどくさいなどと思ったことは一度もなかった。
星導にとって、頑張ってくれた小柳の身体を温め、拭きながら服を着せ、サラサラになったシーツに2人して寝転がるのも幸せな瞬間なのだ。
すぅ、すぅ、と穏やかに眠る小柳に寒くないよう布団を被せて、後ろからぎゅっと抱き締める。小柳の頭に自身の顎を乗せ、より密着させて星導も深い眠りへと歩き出した。
終
時間かかる場合がございますが一応コメントからリクエスト受け付けております。
現在はrbruのみ。
詳しく詳細いただけるとより早く仕上げられるかもです。
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