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え〜る
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鷹槻れん

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「空来―。起きなさい」
今日は八月五日。まだ夏休み期間だ。
いつもと同じように、僕を呼ぶお母さんの声が聞こえる。少し明るい部屋、窓から見える景色、いつもと同じく、なぜか落ち着く。いつも通り、ダイニングまでゆっくりと足を運ぶ。それからゆっくりご飯を食べる。
でも、ひとつ違うのは、今日が僕の誕生日ってこと。今日は玄関に、プレゼントが届く日。
いつもは、しんどい朝でも、なぜか今日は歩くテンポが速い。
——ガチャッ——
家のドアを開け、荷物があるか確認する。すると、
「あれ?」
ドアの隣に、茶色い段ボール箱がある。段ボールの上は開いていて、子犬が身を乗り出している。家の隣は大きな道路がある。このまま子犬が段ボールをから出て車に轢かれたりしたら…と考えるだけで胸が痛い。僕は、段ボールごと子犬を家に入れた。
「お母さん、この子犬がプレゼントなの?」
「子犬?何のことかしら。ママは自転車しか用意してな…今の無しね。サプライズじゃなくなっちゃう。まあ、空来が子犬を迎えたいのなら、飼ってみてもいいんじゃない?」
「うん!飼いたい!可愛いもん」
「なら、動物病院の予約しないとね」
僕はこの子犬を家族として迎え入れる事にした。
コメント
1件
うわ、これ、すごく柔らかい空気の話だね…🌙 夏の朝の“いつも通り”の描写から、誕生日プレゼントのサプライズ感、そしてまさかの子犬登場って流れが自然で好き。 空来くんが「車に轢かれたら」って心配してすぐ家に入れるとこ、優しさがにじんでてじんわりくる。 お母さんの“今の無しね”も可愛いし、これからの子犬との暮らし、すごく気になる…🥀🤍 読んでてほっこりしたよ。続きも楽しみにしてるね!