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「……〇〇、もう寝る時間だよ」
涼架が腕を組んで、ベッドの端からじーっと見つめてくる。
「うぅーん……もうちょっとだけっ……このボス倒したら、ほんとにやめるからぁ……」
布団に潜り込んだまま、スマホの画面をじっと見つめて親指を動かす〇〇。
ベッドライトのやわらかな明かりに照らされたその表情は、真剣そのもの。
「“このボス倒したら”って……さっきも言ってたよね?」
滉斗がソファから立ち上がって近づいてくる。
「何回目だと思ってんの?」
「ほんとにほんとに、今度こそ最後っ……あっ!回復切れた!やばっ……!」
〇〇は自分の世界に入り込んだまま、焦りながらポーションを連打。
「……だめだこりゃ」
元貴が小さく笑ってから、ふらっとベッドに腰掛けた。
「〇〇ちゃん? 言って聞かない子には――おしおき、だよね?」
「っ……へ?」
振り向いた瞬間、スマホがひょいと元貴に取り上げられた。
「もっくん!? ちょ、それ、ボスっ、今ちょうどいいところ――!」
手を伸ばす〇〇を、すかさず滉斗が後ろからがっちりホールド。
「暴れるの禁止。悪い子は、ちゃんと寝かせないとねぇ?」
耳元で涼架が囁く声にゾクッとして、〇〇の背筋が震える。
「ふふ……おしおき、決定♡」
元貴が没収したスマホを棚に置くと、3人で〇〇を取り囲んで――
優しく、でも逃さないように、甘いくすぐりとキスの雨を降らせ始めた。
「ひゃ、やだっ、くすぐった……っ♡! ごめんなさいっ、もうしませんっ、やめっ、やだ、っふぁ……♡!」
「ほんとに反省してる?♡ まだ全然分かって無さそうだね…俺らより楽しいことあるみたいだし……もっと強めにしよっか♡」
「おやすみのキス、百回コース決定♡」
「じゃあまず俺から、10回くらい、ね?」
――夜は、まだまだ長くなりそうだった。
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短いですごめんなさいт т