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「あれって…椎名 弘人?!」

「ん?誰アンタ?」

「あっいや…」

ふと警察が灰原に近づいてくる。

「また君か!何回も言ってるけどね、現場にズカズカ入ってきて荒らすなよ!」

「まだ何もしてないですし今までもズカズカ入っても荒らしてもいませんよ!」(まぁズカズカ入った事はよくあるけど)

「あっそう…」

警察は怪訝そうな顔をして事情聴取に戻っていく。

「君も大変なんだねぇ」

ふと椎名が話しかけてくる。

「えぇ…まぁ。」

そこに令子がやってくる。

「灰原君、進んでる?」

「あっ令子さん!」

「何?先輩なの?」

「あぁそうっす。先輩の令子さん。」

「どうも…って貴方どこかで見た事あると思ったら椎名 弘人じゃないかしら。」

「いや〜俺も有名だねぇ。そう。俺が椎名 弘人。ギャンブラーさ。」

「やっぱり生で見てもいけ好かないわね。」

「そいつは酷いなぁ〜…」

ふと灰原は何かの気配を感じる。

「…!」(なんだこれ…もしかしてミラーモンスター…?だとしたらまた人が!)

「灰原君?」

令子が不思議そうな顔をして灰原の顔を覗く。それを見た椎名の目つきが少し変わった気がした。

「令子さん、ちょっと俺行ってきます!」

「行くってどこに?」

「トイレっす!」

適当な嘘をついて人気の無いところへ行くと窓に向かってカードデッキを突き出し、変身する。

「変身!」

変身すると窓へ飛び込み、ミラーワールドへ向かう。

「灰原君急にトイレだなんて…」

「ねぇお巡りさん?事情聴取も終わったろうしそろそろ帰って良いですかね?」

椎名が警察に尋ねる。

「ん?あぁ…別に構ないが…」

警察がそう言った頃には椎名は走り去って姿を消していた。その頃ミラーワールドでは灰原はモンスターと戦っていた。

「うわっ!」

突き飛ばされた灰原は壁に激突する。

「何だよアイツ…バクのモンスターか?取り敢えず…」

カードを引き出し、スキャンする。

ソードベント

「おりゃあー!」

何回か斬りつけるが反撃をくらう。

「ぐっ…」

するとそこに新たなライダーが現れる。

「アイツもライダー…?なら…」

灰原は立ち上がるとライダーに話しかける。

「なぁアンタ!ライダーならコイツ倒すの手伝ってくれよ!」

「ソイツは無理な相談だな。コイツは俺の契約モンスターだ。」

「え?アンタ何言って…」

灰原が言いきる前にライダーはモーニングスター状の武器で灰原を攻撃する。

「痛っ…!おい、何すんだよ!ライダーならモンスター倒すんじゃないのか?!」

「何言ってんだ?これはライダー同士の蹴落とし合いだぜ?」

「なっ…」

そう告げられ困惑しつつも剣で抵抗する。

謎のライダーはカードを引き出し、スキャンする。

ストライクベント

謎のライダーの両手に牙の付いた籠手が装着され、噛み合わせるようなポーズを取るとミラーモンスターの口が大きく開き、灰原に噛み付く。

「ぐわーっ!」

大打撃を受けた灰原は派手に吹っ飛び、その場に倒れ伏す。

「俺は優しいしお前は何も知らなそうだったから今日はこの辺にしてあげるけど…次は覚悟しとけよ?いいか?これはライダー同士の戦い、己の理想を賭けたゲーム…バトルロワイヤルなんだよ。ミラーモンスターから市民を守るヒーローごっこじゃない。」

「う…」

灰原はまだ痛みで立ち上がる事ができない。

「じゃあな。それと俺の名前は仮面ライダーリーム。せいぜい死なないように気をつけるんだな。」

そういうと謎のライダー…仮面ライダーリームは去っていった。灰原は這いつくばりながらも必死に入ってきた窓に戻り、元の世界に帰ってくる。

to be continued

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