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「ゾムッ…!」
syo視点
syo「ゾム…ッ?」
そこには
冷たくなったゾムが倒れていた
syo「嘘…ゾムッ!」
syo「起きて!お願いだからさぁ…」
syo「起きてよ…ッ」
いつの間にか、胸の痛みもなくなっていた
syo「…ぇ」
いつもは、もっと長い時間続くのに
syo「…」
紙…?
「治しといたで」
syo「ぇッ」
…ゾムが?
syo「さっきまで、こんな紙…なかった…」
(元気でな、さようなら)
syo「ッ!?」
…今の、ゾム…?
syo「…ありがと…ッポロッ」
馬鹿…
数日後
syo「…おはよう」
ut「!おはよ!」
kn「大丈夫なん?」
tn「元気か〜?」
rb「…」
ロボロはただ、1枚の紙を見つめてた
syo「…それ、何…?」
俺は皆の質問を無視して、ロボロに聞いた
rb「…ゾムから、もらっててん」
syo「!」
ゾムから、また?
syo「…見せて」
rb「ええよ」
「俺がいなくなっても」
「仲良く、元気に、俺のことなんか忘れても」
「楽しく過ごしてな」
…
忘れるわけ…
syo「ないやんか…ッ」
kn「…ほんと」
「最後までお人好しやな…」