おわっ!初回から♥100超えありがとうございます✨
続きをどうぞ!
大森「さ、運ぼうか。」
全部キッチンに運んで準備を始める。
暫く三人で下ごしらえをして、元貴は作業を抜けてファンの子達向けの配信準備に取り掛かる。
僕と若井も一段落した頃に、元貴は配信を始めた。
大森「みんな〜。おぉー…わぁ…あっという間に…ありがとう…わー、ありがと!…凄い!…うん…ありがとう…」
ファンの子達からたくさんのおめでとうが届いてるみたい。画面の前で微笑みながら手を振っている。優しい顔。
大森「今日はね〜、涼ちゃんと若井もお祝いしてくれるそうです。」
手招きされて、僕と若井も画角に入り込む。
若井「すごい数!みんなお祝いしに来てくれてんじゃん!」
藤澤「わ〜みんなありがとね〜。」
大森「涼ちゃんがお礼言うとこじゃないのよ!誕生日の俺への言葉だから。」
藤澤「いや、メンバーを祝ってくれてるわけだしさ〜。」
送られてくるメッセージを三人で見つめる。
たくさんの”おめでとう”のメッセージが流れている中で、
“生まれてきてくれてありがとう!”
“同じ時代に産んでくれた両親にマジ感謝!”
“もっくんのご両親!もっくんを生んでくれてありがとうございます!”
というメッセージが目に入る。
藤澤「生まれてきてくれて…ありがとう…だって。なんて素敵な言葉…。」
大森「んん?藤澤が、しんみりしちゃってますよ?」
若井「いい話ししてんのよ!」
“おめでとう”じゃなくて、”ありがとう”
僕も、両親に言いたい…
元貴と、若井と生きられる時代に生んでくれて、ありがとう…。
暫く配信を続けて、ファンの子達とおしゃべりを楽しんだ。
元貴が、
大森「そろそろお別れかな〜?」
と、僕たちを見る。
藤澤「そうだね〜。みんな、元貴におめでとう言えたかな?」
若井「俺の時にも祝ってねー!」
大森、若井、藤澤「みんな、またね〜」
配信が切れたので、僕達はキッチンに向かう。
料理の仕上げに取り掛かり、食器を並べて、盛り付け、飲み物、ケーキ!
それぞれのグラスにお酒を注いで、
藤澤「さぁ!はじめよぅ!」
若井「元貴!」
若井、藤澤「お…ぉ…たんじょ…ぉう、びぃ…おめ、お、めでとーっ!」
大森「www!合って無いのよ!」
グラスを上げて乾杯!
さっそく、元貴はトマトパスタを頬張る。
大森「うんまぁ!涼ちゃん、天才ね!」
藤澤「嬉しぃ!良かった〜。…あと、三回食べてね。」
若井「www!ちょ、思い出させないでwww」
笑いながら、食べながら、お酒も進む。
テンションも上がってきたところで、
藤澤「ねぇねぇ!プレゼント!元貴の欲しがってた帽子!見つけたんだよ〜。」
大森「んわっ!すご!…カッコイイー!かぶるー!」
若井「似合ってんね!色も、元貴に合ってるよ。」
藤澤「凄い迷ったんだけどさー。この色かなぁって!」
大森「涼ちゃん、ありがとう!」
若井「俺はこれだよ〜。」
大森「ええ〜!このスキンケアセット、使ってみたかったんだよね!どの組み合わせで揃えるか迷ってたんだけどさぁ…。」
若井「若井プロデュースで。」
大森「大丈夫なの?」
若井「どゆことだよ!メイクさんに聞いて揃えたの!」
大森「じゃあ、安心。若井もありがとー。」
んん〜、やっぱりプレゼント渡すのは楽しいよね。元貴も喜んでくれたし、若井のスキンケアセットも興味ある!
大森「ケーキは!?ケーキ!?ロウソク!」
若井「子供か!www」
大森「ロウソク!年齢分ある!?」
藤澤「立てる?ケーキ、穴だらけになるよ?」
大森「……。大人になるって、こういうことか…。」
若井「大袈裟www」
藤澤「若井、笑いすぎ。もう酔った?」
若井「まだ。…酔ってません。」
急にスン顔。もう、酔ってきてるよ。
取り敢えず、ケーキには三本だけロウソクを立てて火をつける。
大森「歌って。アレンジ入れてね。」
若井「ん”ん”っ…あ〜あ〜。」
藤澤「ヤル気!?」
大森「ウソ、ウソwww…せーの!」
若井、藤澤「はっぴばーすでー……♪」
若井、藤澤「…はぁっぴばーすでー元貴〜♪おめでとー!」
大森「ふぅ~」
拍手を合図に、元貴は一息で火を吹き消す。
その後は、何でだか分からないけど、さっきまでの大騒ぎがウソみたいに静かになった。
次回より🔞展開入ります。
苦手な方はここまででお願いします。
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