彩家の少女は考える

(緑緑の頭の中？思い出？から始まります。(前話の続きです。))

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私は、10歳の頃から謙遜されていた。それは、1歳歳下の宝石が物凄く賢く、美しかったからもある。でもその前までは宝石と同じように育てられた。蝶よ花よと。しかし、とある事件が起きた。この家、彩家の先代には太政大臣を務めた程権力があった。今はお父様、、、七様が文官を務めているくらいだけど。ただ、それだけの権力があったのだ。だからなのか、9歳の頃に皇弟、、、その時の第2東宮に会って茶会をしたのだ。勿論、宝石も。その茶会で七様と推様は宝石か私のどちらかを婚約者としたかったと今思う。だが、私は馬鹿な事をしてしまった。それはなんだったのだろうか。馬鹿な私は忘れてしまったようだ。

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「ん？ここは、、、」と緑緑は目を覚ます。緑緑がいたのはいつもの緑緑の部屋だった。「おぉぉ。やっと起きましたかあ。心配しましたよぉ。」とユンが茶を入れる。「そうでしたか。すみません。そういえば、グアンはどこです？」と緑緑は辺りを見回す。「グアンさんなら、武官としての仕事を外廷でしていますよぉ。」と言う。「ん？私はどのくらい寝ていたんだす？」とユンに聞く。グアンは武官として毎朝警備に行く。つまりは朝ということか？「えっとぉー、確か1日寝てましたねぇ。」「えっそんなに！さては嘘ですか？」「いやいや、本当ですってぇ。」とユンは手を振る。

(ここまでにします。)