私には彼氏・デビルがいた、、初恋の人で、絶対に裏切らないと信じていた
でも、現実は違った、まさかあんなことになるとは思いもしなかった
でも、あのときの私は、夢しか見ていなかった
放課後、誰も居ない教室に入った。ずっと好きだった初恋の人デビルに告白する日だ。デビルを待っている今の時間が永遠のように長く感じられた。廊下から足音が聞こえてきた。デビルがきた。
大丈夫、練習通りにやれば、大丈夫、
教室に入ってきたデビルは夕日を浴びて輝いている。
「来てくれてありがとう、あの、、」
緊張して言葉が詰まってしまったが、デビルは真剣に聞いてくれた。「ずっとデビルのことが好きでした。付き合ってください。」
彼は一瞬驚いた顔をしたが、少ししてから言った。
「俺も..ずっと好きでした。これからもよろしく。」
「よろしくね。」
告白は無事成功し、これからの未来が輝いているように見えた。それからは、彼が居てくれるだけでなんにもない日々が輝いていた。そうあの時までは、、
ある時、忘れ物をして教室に戻って見たものを信じられなかった。信じられるわけがなかった。デビルとクラスメイトのともかが浮気をしていた。信じたくなくて、一瞬の気の迷いだと思いった。
「ゆり、俺達別れよう。ともかのほうが好きだから。」
その一言だけで、目から涙が溢れてとまらなかった。何も言えなかった。信じていたのに、、なんで、、どうして、、あの言葉は、、振られて初めて恋愛の残酷さを知った。
だから、もう二度と恋なんてしない、誰も好きにならない、そう決めた。でもまだ、デビルのことが好きで諦められない私がいた、、もうなにもわかんなくった。たった一度の裏切りでずっと忘れられずに永遠に傷が残るのが恋愛、だからもう誰も好きにならない、そう決めた。
でも、高校に進学し出会った人にまた心を奪われた。サタン、厨二病だけど、ツンデレなところが可愛くて、ありのままの彼を好きになった。でも、怖かった。また裏切られるんじゃないかという心配があった。でもそんなの気にならないくらい彼を好きになった。
でも、それでも、今回こそは、今回こそは、絶対に、、
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!