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ーイッテツSideー
『「ごちそうさまでした。」』
『俺片付けするからテツはゆっくりしてな。』
ねぇ!リトくんスパダリ過ぎない!?
かっこよくて、優しいとか、最高かよ!?
「え、俺も手伝うよ?」
『いいよ、今日飯の準備してくれたし。』
「じゃあ、お言葉に甘えて…」
ソファーに座ってテレビても見てみるか。
今日もcozaka-cが悪さしてるなー。
なんてテレビのニュースを横目に、 洗い物をしてるリトくんの方をチラっと見る。
横顔もかっこいいなぁ。なんて思っていると…
「あ…」
目があった。
『テツぅ、今俺に見惚れてただろ~笑』
「いや、その…えっと…///」
『めっちゃ視線感じたぞ笑』
「かっこいいなぁ///って思って…」
恥ずかしくてリトくんの方を見れない。
たぶん今めっちゃ目が泳いでる俺。
『…んだよ//心臓に悪ぃな笑』
リトくんもちょっと照れてる。
お互いちょっと気まずくて無言の時が流れる。
なんだこれ初々しいカップルかよ!
『もうちょっとで洗い物終わるからな。』
「あ、うん!ありがとう!」
『どうしたしまして、って程の事してねぇけどな。』
手を拭きながらこっちに向かってくる。
『あ、そのcozaka-c今日俺が対応した任務だわ。』
隣に座わりながら、リトくんが指差す。
「うわぁ、大変だったでしょ。」
『まあ、こないだのに比べればそうでもなかったぞ。』
「やっぱりリトくんは強いね。」
『別にそんなことないだろ。』
『テツだって強いじゃん。』
「俺はまだ見習いなんで!」
・
・
・
「あれ、もうこんな時間だ。」
『ほんとだ、テレビ見てるとあっという間だな。』
2人で話をしながらテレビを見ていたら、結構いい時間になっていた。
『そろそろ歯磨いてベット行くか!』
「うん。」
2人で洗面台に向かう。
『…テツ今日この後何するか覚えてるよな?』
「…も、もちろん//」
とうとう来た。
今日1日出来るだけ考えないようにしてたのに。
まだ心の準備が出来ずにいる。
『ドキドキするな。』
「え、リトくんもドキドキするの?」
『そりゃあ、するだろ笑』
「てっきり余裕なのかと思って…」
『全然そんなことない笑』
「そっか…//」
リトくんもドキドキしてるんだ。
全然そんな風には見えないけどなぁ。
『よし、歯も磨けたことだしベット行こう。』
そう言って優しく俺の手を引いて寝室に向かうリトくん。
心なしかちょっと手が強ばってる気がするのはドキドキしてくれるからかな…なんて。