四季「落ち着いたか?」
慧人「…」
慧人「いや落ち着いたも何も元々落ち着いてるわバーカ」
四季「はぁ!?💢」
最悪…ほんっっとに最悪…
マジ無理なんですけどぉ〜(?)
慧人「いいかほくろバカ」
四季「んだよ泣き虫アホ」
慧人(ガシッ
「さっきのこと忘れねぇと今この場で殺すぞ…」
四季「やってみろよ泣き虫ぃ〜笑」
慧人「ほくろバカが調子のんなよ〜?笑💢」
2人(バチバチバチッ
花魁坂「あ!いたいた〜!」
「お~い!四季君〜!慧人君〜!」(手振
チャラ先…なんか用か…?
…まさか…ッ!俺ら言い争いしすぎて説教されるとか…!?
んなのごめんだっ!!!
慧人「おい呼ばれてんぞほくろバカ笑」
「なんかやらかしたんじゃねぇの?笑」
四季「いやいや呼ばれたのはお前だろ泣き虫アホ笑」
「お前退学なんじゃねぇ?笑」
花魁坂「いや俺2人とも呼んだんだけど…」
慧人「芽衣ちゃんのケア…」
花魁坂「そ〜」
四季「なにかあったのか?」
花魁坂「桃太郎機関に襲われて両親がまだ見つかってないんだって」
慧人「ふ~ん…」
花魁坂「四季君も慧人君も優しいし、慧人君は両親のことでちょっとあったみたいだし」
「頼むよ」
四季「おーまぁいいぜ」
慧人「…いいけど…」
親関係とか…
慧人「めんど…」(ボソッ
四季「おい、めんどいとか言うなよ」
慧人「別に芽衣ちゃんに言ったわけじゃねぇよ」
「ただ、親関係の話だってのが、俺の過去を知った上で頼んでんだとしたらキモいなってだけ」
花魁坂「ね〜キモいとか言わないでよ〜泣いちゃう」
慧人「聞いてたんかチャラチャラ」
花魁坂「ねぇチャラチャラってなに?」
チャラチャラはチャラチャラだよ(?)
四季「すげぇな!地下なのに庭あるとかビックリじゃね?」
芽衣「…」
慧人「…」
無視…笑
芽衣ちゃんめっちゃ強いやん…笑
四季「俺、四季」
「芽衣って名前的に両親ジブリ好きっしょ?」
芽衣「…」
慧人「ブフッ…笑」
やばい…笑クソおもれぇ笑
つかやっぱこいつバカだろ…
四季「無視かよ…どーすりゃいいんだ?」
慧人「いや両親のことで気に病んでんのに両親の話してどうすんだよ」
四季「あ、確かに」
慧人「バーカ笑」
四季「うるせぇな…💢」
四季 「あーあ何すりゃいいんだよ?清水寺でも行くか?」
芽衣「何それ…」
四季「おぉ!喋った!」
「え?清水寺知らんの!?教科書に載ってるべ?」
芽衣「学校…行ってない…」
四季「あ、そなの」
(意外に不良なのか?)
学校…
学校に行けないくらい桃に追い詰められてたのか…?
慧人「芽衣ちゃん学校行ってないんだ〜」
「俺も学校行ってないんだよなぁ〜」
四季(こいつも不良だったのか…まぁ口悪ぃしそらそうか)
慧人(ゲシッ
四季「いって!蹴んなよ!」
慧人「てめぇが失礼なこと考えてそうなバカな顔してっからだよ」
四季「お前って結構一言多いよな」
「もう一言どころじゃねぇよ」
慧人「お前って結構予想以上にバカだよな」
「もうバカすぎるってどころじゃねぇよ」
四季「お前さぁ…💢💢」
※こっからセリフとか忘れたんで曖昧です…ごめんなさい(_ _;)
迅「お前ら何やってんだ」
四季「なんだお前かよ」
慧人「お前って時々ひでぇこと言うな」
四季「んな褒めんなよ」照
え、きも、なんでこいつは照れてんの???
慧人「褒めてるわけねぇだろ殺すぞ」
四季「はぁ!?💢」
アグリ「ア゙ァ゙ァ゙…」(?)(鳴き声忘れた)
「キャァァァァァ!!!!!」
慧人「あ〜あ〜皆逃げちゃった…」
「芽衣ちゃん大丈夫?」
芽衣(コクッ
慧人「ん、良かった」
にしてもあのバケモンキモくね?
何アイツ…羽生えてる奴も居ればめっちゃデブの奴も居る…
…え、きも
四季「心の底から頑張れって言ってくれ!」
慧人「…え、お前いいこと言えたんだな」驚
四季「お前マジでさぁ…💢」
四季「取り敢えずお前は芽衣の近くで守っててくれ」
慧人「お前はどーすんだよ」
「まさかサボるつもりじゃ…」
四季「お前じゃねぇ〜んだしサボんねぇよ!」
「俺は中央んとこ行ってくる」
へ〜…敵を倒してくるってこと…
中央に結構不穏な空気というか…気配すんな…多分首謀者か?
…ま、俺にゃかんけーねーか…
慧人「なるほど死にに行くと」
「遺言は何にする〜?」
四季「死にに行かねぇよ殺そうとすんな!💢」
慧人「なんだ死にに行くんじゃねぇ〜のか…」ショボ
四季「しょげてんじゃねぇよ…」呆
慧人「四季」
四季「んだよまだ嫌味言うのか?そろそろ行きてぇんだけど…」
慧人「死ぬなよ」
四季「…!」
「…ったりめーだ!」ニカッ
慧人「芽衣ちゃんはアイツのこと応援したいって思ってる?」しゃがみ込む
芽衣「…よく…分からない…」
慧人「ん〜そっかぁ〜…」
慧人「…お母さんとお父さん、優しかった?」
芽衣「…うん…いつも優しく笑いかけてくれて…いろんなところに連れてってくれた…」
慧人「そっか… 」
逃げながら子供の相手も、って…
ほんとに優しい親だったんだな…
慧人「俺の親さぁ〜…全然優しくなかったんだよな」
芽衣「そうなの?」
慧人「うん…母さんと父さん全然俺に興味無くてさ」
「いっつも邪魔者扱い」笑
「全然、大切にしてくれなかった…」
芽衣「どうして大切にしてくれなかったの…?」
慧人「…ッ」
『どうして大切にしてくれなかったの…?』
んなの…俺が…俺が聞きてぇよ…
何回もそう言いながら泣いたよ…
でも誰も気に止めなかった…誰も気にしなかった…
…みんな、自分だけが可愛くて仕方ねぇんだよ
人なんて、信じるだけ無駄だ
慧人「…分からねぇ…」
「でも、その後俺どっかに捨てられたし、望まれた存在じゃなかったんだろうな…」
芽衣「望まれた存在…」
慧人「芽衣ちゃんは両親に大切にされてたんだから、望まれた存在だったんじゃねぇの?」
芽衣「そう…なのかな…」
唾切「次はあそこの子供でも殺そうか」
芽衣「!」
四季「…!…芽衣゛…ッ!」
存在がバレてる…
霧出して一旦アイツ連れて引くか…?
慧人(スッ
芽衣「お母さんとお父さんも…そんな風に殺したの…?」
慧人(ピタッ
「芽衣…?」
四季「芽衣゛…ッ…逃げろ゛…ッ…!」
唾切「芽衣…?芽衣…めい…」
なんだよこいつ…なにが鬼には人権がないだ…
鬼は日陰でしか生きることができない害虫…?(こんなん言ってたっけ…?笑)
慧人「ざけんな…」ボソッ
芽衣「頑張れぇ〜!!!!!!」
四季「芽衣…約束守ってくれて」
四季「ありがとなぁッ!!!!!!」
慧人「…」
これが…アイツの…四季の鬼神の力…
慧人「…ははっ…すげぇや…」ボソッ
慧人「唾切さーん」
「君が言う害虫に負けましたけど、どんな気持ちです〜?」
唾切「はは…どうなんだろうね…よく分からないよ」
慧人「ふ~ん」
つまんねぇの…
つか自分の気持ちとか分かってない奴多くね?
あ、俺もだわ
唾切「僕には命を燃やしているように見えたよ」
命を燃やす…?
寿命を削ってるってことか…?
慧人「大きな力にはそれ相応の代償がある…」
花魁坂「それ誰かが言ってたの〜?」
慧人「おわ、チャラ先」
「生きてたんだ」
花魁坂「いや勝手に殺さないで?」笑
慧人「誰が言ってたか忘れたけど…どっかで聞いたことがあった…」
花魁坂「へ〜」
慧人「自分から聞いたくせに興味なさそ〜」
顔面にアンパ◯チプレゼントしてぇわ
花魁坂「いやいや!興味無いわけじゃないよ!」汗
「ただ…今は四季君の鬼神の子についてで頭がいっぱいなだけで…」
慧人「いやそれで頭いっぱいなら聞くなよ」呆
う〜わ顔面タトゥー先生あの唾切サクッと刺しちゃったよ
あ~あ…全身焼かれた上に刺されて死ぬんか…
なんか可哀想
やっぱ嘘こいつもうちょい全身焼けてる時の痛み味わったほうがいいんじゃねぇ??
蓬「先輩…何死んでんすか…」
こいつ、唾切と一緒に来てたやつか…
蓬「子供、生まれたばっかじゃないすか…」震
慧人(ピクッ
子供…
そうだよな…俺が…俺らが鬼側だから桃が敵で、桃が悪いやつで…桃に家族を殺されて桃を恨む
でも、桃からしたら、俺ら鬼が敵で、悪いやつで、鬼が暴走して家族を殺されて鬼を恨む
結局は一緒じゃねぇか…
互いのものを守るために…恨みを晴らすために戦ってるだけで…
結局は、一緒…
四季「お~い、慧人〜」
「早く船乗らねぇと置いてかれんぞ〜」
どちらも可哀想で、哀れで…
どちらも同じ…
慧人「今行く〜」
鬼と桃が、同じ考えを持ち、互いに傷つけないように協力しあったりする…
そうしねぇと、今の戦いは終わらない…
芽衣「またね!お兄ちゃん達!」ニコッ手振
今の戦いが終わるまで俺は…
慧人「またな〜!元気にしてろよ〜!」ニコッ
大切なものや人を、命をかけて必死に守るだけだ
慧人「あ、流れとか雰囲気的にこれが最終回だと思った??」
「ざんね~ん」笑
「まだまだ続くよ〜ん」笑煽
慧人「次の話も絶対に見てよね」ニコッ
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コメント
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今日も良かったです!