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るるは
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『アイツっ…すばしっこいな💢💢』
俺はターゲットである小柳ロウという男を追っていた。小柳ロウを捕獲し殺害する事、それが今回の依頼だった。
今までの依頼で逃げられたことも抵抗されたこともなかったから、俺は少し焦っている。何故なら、任務を失敗した者はボスのオモチャにされるから。何回もオモチャにされた奴らを見てきて、どんな事をされるのか知っているからこそ、絶対失敗してはならない。
オモチャになんかなりたくない。
もう、あんな事されるのは嫌だ。
そんな一心で俺はターゲットを追った。
『っ…どこ行った…。』
見失った。流石は一つの組みを仕切るボスなだけある。が、そんな事を言っている暇は無い。何としてでも見つけ出さなければ…
「どーも。」
『っ!?!?!?』
「何?俺のこと探してたんだろ?来てやったのにその態度かよ」
『ご丁寧にどーも…、殺されに来てくれたん?』
「んー?違うけど」
『あっそ。そんな事関係あらへんわ。俺は任務を終えるだけ』
俺は相手の返答を聞かず近付き、首目掛けてナイフを振った。
ターゲットは血が溢れて地面に沈む。
筈だった
『ッ!?』
「まぁまぁそんな焦んなって。」
ターゲットは無傷だった。それどころか余裕そうな表情を浮かべながら、俺の腰を自分の方に寄せ、キスが出来そうな程の距離まで俺を引き寄せた。
『ッ…離せや』
「嫌やね。」
『やったら殺せ。俺に構ってる暇無いやろ』
「お前名前何て言うの?」
『はぁ…?急に何?仲良しごっこするつもり無いからな』
「お前にその気がなくても俺がその気になっちゃったから。」
『あ?何言っとんねんお前』
「まぁそんなカリカリなさんな」
そう俺の威嚇を笑い飛ばしてみせると、ターゲットは俺の肩に顔を埋め、体を触り始めた。
『ちょッ…何やねん!!離せや💢』
「大人しくしとけよ。気持ち良くしてやるからさ」
『はぁ??何それ、キモいわ』
「その大口がいつまで続くかな?」
『ぁ゛うッ゛…♡♡♡♡///』
「あれ、意識トんだ?まぁ好都合か、」
『ん゛……、どこ?ここ…』
「あ、起きた?」
『!?!?!?』
「んはっ笑お前真っ赤になったり真っ青になったり忙しいな笑」
『おまッ…小柳ロウ!!』
「やっぱ知ってんだ。俺のこと。まぁそらそうか」
『お前本当何がしたいねん!!俺のことからかって楽しいか??』
「ん、楽しい」
『キショ…趣味悪』
「んー?ご主人にそんな口聞いて良いのかなー?」
『はぁ?何言っとんねん。お前がご主人?死んでも嫌やわ』
「これ見てもそう言える?」
そう言いながら見せられたのは、体液まみれでドロドロになってる俺。これは…事後…やんな?え?俺コイツとヤったって事??は??
「お前が俺に従ってくれんならこれ消すけど?どーするよ笑」
『ッ…//////ほんまさいあく…/////』
屈辱過ぎる。己の弱みを握られることほど嫌な事は無い。今すぐ殺してやりたい。
『…しろよ…』
「ん?」
『好きに…しろよ…//』
「よし。今日からお前は俺の恋人兼従者な」
『……』
「返事」
『…はい』
その日から俺の新しい人生が始まった
数年後
mob【緋八様!!こちら頼まれていた書類です!!】
『ん。ありがと』
あれから結構な時が経って、この組織も大分大きくなった。前とは比べられないほど人間も増えたし、小柳ロウの側近?だからか、組織の中で俺はNo.2という立ち位置に居た。
『ーー?』
【〜!ーー…】
『〜〜、ーー?ーー、ーー。』
「………」
「マナ、」
『ロウ?』
【ボスッ!?】
「今日話があるから、夜俺の部屋来い」
『…はい』
【緋八様!?何したんですか!?ボス顔怖すぎましたよ!?】
『あ〜…俺今日死ぬかもやわ。』
【何やらかしたんですか!?!?】
夜
コンコン
『失礼します。』
驚くほど重い扉を押し開き中に入ると、目の前には、俺の主人であり恋人のロウが居た。
『ロウ…?』
俺の問いかけに答えもせず、部屋のさらに奥へと連れていかれ、ベットに押し倒された。
『んわッ…ちょ…たんま、俺ちゃんとルール守っとったやろ?何があかんかったん?』
「ん?俺が単純にヤりたくなっただけだけど?」
『嫌や!!明日も仕事あんねん!!』
「拒否権無し」
『はッ___、んむッ…』
あー終わったこれ。ロウって絶倫すぎて俺が意識トんでもヤられるから翌日が辛いねん。
さようなら、俺の体
『ろ゛っ…♡♡たんま゛っ♡♡、もッ…むり♡♡///』
「逃げんな。まだ満足してない」
『ゃ゛ッ゛♡♡あ゛っ♡♡ん゛ッ…ふッ゛♡♡♡♡//』
気持ちいでいっぱいになった頭は、とっくの昔に思考することを放棄しており、俺はただ快楽を直に受け取ることしかできなかった。
そして、快楽を受けすぎた頭は、やがて意識を保つことをも放棄する。俺はそのままベットに沈んだ。
「ッはぁ…」
何回目かの欲を吐き出し、マナから抜いた。
何となくわかってたけど、意識が飛んでいるようだった。
「お疲れ様、マナ」
恋人になったばかりの時は、めちゃくちゃ抵抗されたし暴れられたけど、今となってはそれが嘘かのように大人しくなった。
元は俺の我儘で側に居させたが、今はマナの意思で側に居ると思うと、自然と口角があがる。
俺は元々マナの存在を知っていた。
敵対する組織の暗殺者で、元々は親に捨てられた可哀想な子供。組織の親玉に拾わられ、暗殺者として育てられ、与えられた名前はNo.629。
知っていた、と言うよりかは調べ上げた、と言う方が正しいか。そして、調べていくうちに、その組織が腐っていて、マナも酷い扱いを受けていることを知った。
だからあの時無理やり俺のものにした。これ以上マナが傷つかないように。”緋八マナ”という名前も、俺がつけた。番号で呼ぶなんて嫌だったから。
「629」
前までは、この番号で呼ばれたらどんな状況でも飛び起きていたが、今となってはその癖が無くなったようで、少し嬉しくなる。
それだけ俺のことを信頼してくれているのだろうか。
「……、マナ。俺が、お前のことを幸せにしてやるからな。」
『…ん……』
俺は優しくマナを抱き上げ、風呂場へと向かった
よくわかんない作品になりました。
コメント
1件
読み終えました…いやもう、びっくりしながらもじんわり来る話でしたね。 最初は一方的な支配関係かと思いきや、ロウがマナのことを「629」じゃなく自分の名前で呼びたいって調べ上げた背景、そして「幸せにしてやる」って呟くラスト。 あの抑圧された環境から無理やり奪い出したんだなって思うと、表面的な強引さの裏にある執着と愛情の重さにグッときました。 何より、マナが番号に反応しなくなったのを嬉しそうに観察するロウの心情が好きです。 よくわかんないって言うけど、僕にはちゃんと伝わる作品でしたよ。こめしろさん、更新お疲れさまです。