🦈→凛
主犯→利位(リイ)
取り巻き1→哀崎(アイザキ)
取り巻き2→愛楽(アイラ)
取り巻き3→岩田(ガンタ)
↑主犯、取り巻き1、2、3は苗字です
🦈視点
ガラガラ
クラスメイト達「クスクス」
今日も俺の机にはシネ、帰れ、消えろ等の悪口が書かれている
おまけに机は傷だらけ、椅子には画鋲が置かれている
俺はここまでされるようなことをした覚えはなかった
先生「おい凛、早く座りなさい」
心做しか先生の顔が少しだけ笑ってるように見えた
さすがにこのまま座れる訳が無いので
俺の椅子に置かれた画鋲を取り椅子に座った
利位「チッ…そのまま座れよ…」
このクラスのリーダー格にある彼女が
そう言った瞬間クラスの空気は変わった
先程まで俺を面白いおもちゃの様に見ていた目が
ゴミを見るような目に変わった
哀崎「は〜ぁ!空気が読めないリンクンに
せっかく空気が読める様になる練習をさせてあげようと思ったのに…」
哀楽「空気が読めないんだからこんぐらいやれよなぁ〜!笑」
よくみんなに言われる言葉、空気を読むなんて不可能でしかない
空気に字はないのに何を言っているのだろう
先生「空気が読めない凛君はもう手遅れだから
そんな凛君にもわかるような授業を始めようか」
なんでみんなこのノリに乗っていけてるんだろう
これがあの2人が言ってた空気が読めてないってやつなのかな?
授業終了後
利位「なぁ凛クン♪」
少し不機嫌な様子の彼女が近づく
これもしややばいのでは?と思った時には時すでに遅し
利位「おらぁ!!」
そう言った瞬間彼女は
ガッゴッ
俺を思い切り殴ってきた
なんで?教室で殴られることはほとんど無かった
殴るのだとしたらいつも放課後屋上に呼び出して殴ってきたのに
哀崎「なんで殴られたかわかるぅ~?」
凛「わかんない…?」
愛楽「自覚無し…かぁこれだから馬鹿は」
凛「…ごめんなさい」
岩田「あのさぁ、これは私達の友達から聞いた話なんだけどさぁ」
友達から聞いた話…殴ってくるってことは
俺がワルイコトしちゃったってことかな
利位「私のさ、っていうかこの学校の人はほとんどだろうけどさ」
利位「隣のクラスの金斗君、その人私の好きな人なの」
金斗…さっき途中まで一緒に戻ってた人の名前だ
あの人すごく優しくて天使みたいな人だからそりゃモテるか
哀崎「金斗さんって~、すごく優しくて責任感もあって
運動神経もバツグン!それに頭もいいカンペキ人間なの!」
金斗さんそんなすごい人だったんだ…
あんないかにもすごい人ですよオーラでてたし当たり前か…
哀崎「そんなすごい人がさぁ」
哀崎「なんでアンタみたいな人と話してるわけ?」
利位「アンタみたいな”ゴミ”が金斗さんの近くにいると
金斗さんが汚れるの!!わかる?!」
彼女達は狂信者と言っても過言では無いようなおかしさだった
いつもより少し狂っていた
利位「ゴミの分際でなに私の事無視するわけ?!」
そう言ってすぐ俺を殴る
取り巻きの3人も一緒になって俺を殴りつけてくる
頭を守りながら周りを見ても助けようとしてくれる人は誰1人いない
少しづつ薄れていく意識の中
??「おいお前達何をしてる!!今すぐやめろ!!」
と、怒鳴る様な声が聞こえたのを最後に俺は意識を手放した
コメント
2件
小説のストーリーが面白すぎます…✨️尊敬です!! それにしても🦈さんが可哀想だしかわいいしでなんと言ったら分からないけど好きです!! 続き楽しみに待ってます!!