テラーノベル
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スメール近郊・森林調査任務。
手配したのは、もちろん――
タ「いやぁ今回は平和任務だよ。危険度低め」
空「絶対なんかある」
ダ「……顔が“実験成功待ち”だ」
⸻
並んで歩く二人。
ティナリ
植物を観察しながら解説。
ティ「この辺りの土壌、少し魔物の影響があるね」
セノ
静かに聞いている。
セ「……詳しいな」
ティ「そりゃレンジャーだからね」
セ「頼りにしている」
ティ「ふふ、珍しく素直」
穏やかな空気。
そこへ――
研究者(森林学者)が接触。
勿論タルタリヤの差し金
学者「ティナリさん!久しぶりです!」
ティ「あ、どうも」
学者「新種の菌類見つけたんですよ!」
ティ「え、本当!?見せて」
セノ、少し後ろで待機。
会話が長引く
ティナリ、楽しそうに笑う。
ティ「それ面白いね!」
学者「でしょ!?あとこの資料も――」
距離、近い。
身振り手振り。
セノ、無言。
⸻
観戦席
空「ティナリめっちゃ楽しそう」
タ「研究トークは刺さるだろうねぇ」
ダ「……セノの気配が変わった」
⸻
セノの内心
(……長い)
(任務中だ)
(だが――)
視線が、二人の距離へ向く。
(……近い)
さらに。
ティナリが笑う。
自分と話す時より、柔らかい表情。
(……あんな顔、俺には)
一瞬、胸がざわつく。
理由が分からない。
だが不快。
⸻
話が終わり戻ってくるティナリ。
ティ「ごめん待たせたね」
セ「……問題ない」
ティ「? なんか怒ってる?」
セ「怒っていない」
ティ「絶対怒ってる」
⸻
その後。
魔物出現。
戦闘開始。
セノ、必要以上に前へ出る。
ティ「セノ!前出すぎ!」
セ「問題ない」
ティ「問題あるよ!」
討伐完了。
だが。
セノ、無傷なのに苛立っている。
ティ「……ねぇ」
セ「なんだ」
ティ「さっきから変だよ」
セ「変ではない」
ティ「さっきの研究者と話してたから?」
沈黙。
図星。
セ「……任務中だ」
ティ「それ答えになってない」
セ「……」
ティナリ、一歩近づく。
ティ「怒ってるなら言ってよ」
セ「怒っていない」
ティ「じゃあその顔何」
セノ、低く呟く。
セ「……楽しそうだったな」
ティ「え?」
セ「俺と話す時より」
ティナリ、目を丸くする。
セノ、自分の言葉に気づく。
(俺は今――)
(嫉妬しているのか?)
理解した瞬間、さらに不機嫌。
⸻
観戦席
空「嫉妬自覚した!!」
タ「いいねぇ任務中感情暴走」
ダ「……あとは回収だけだ」
⸻
ティ「……あのさ」
セ「……」
ティ「研究の話だったからだよ」
セ「……」
ティ「でも」
セノの胸元を軽く叩く。
ティ「君と話す時の方が楽しいに決まってるでしょ」
セ「……根拠は」
ティ「根拠?」
ティナリ、笑う。
ティ「こんな顔、君にしか見せない」
セノ、固まる。
ティナリ、さらに距離を詰める。
ティ「嫉妬した?」
セ「……していない」
ティ「してる顔」
セ「……」
ティ「可愛いね」
次の瞬間。
セノ、手首を掴む。
ティ「え?」
セ「……からかうな」
ティ「図星?」
セ「……任務中だ」
ティ「さっきからそればっか」
セノ、低く。
セ「……俺の隣にいろ」
ティ「え?」
セ「話すなとは言わない」
ティ「うん」
セ「だが」
一瞬迷い。
それでも言う。
セ「……あまり、あんな顔は見せるな」
ティ「……嫉妬じゃん」
セ「違う」
ティ「違わない」
セ「……」
ティナリ、少し笑って。
ティ「じゃあ任務終わったら埋め合わせしてあげる」
セ「埋め合わせ?」
ティ「君が一番楽しいって証明してあげる」
⸻
観戦席
空「強い!!」
タ「ティナリ主導ルートだ」
ダ「……セノが持たないな」
⸻
帰路。
並んで歩く二人。
ティナリ、わざと肩を寄せる。
ティ「ほら、隣いるよ」
セ「……」
ティ「まだ不機嫌?」
セ「……少しだけ」
ティ「じゃあ任務終わったらもっと機嫌直してあげる」
セ「……期待している」
タ「こーれは成立と言ってもいいんじゃない⁈」
コメント
1件
もうカプ思いつかない、被っても大丈夫なのでなんかください、