テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
532
コメント
3件
あ、あの!このcpまじでなくて、自給自足するしか無かったんですけどツ、 すぅーーツあ゙り゙がどぅ゙ぅぅう ございます!!!
〜ななおど〜
転生しても
「ねぇ、ななっし〜、貴族が主役の漫画とかってめちゃくちゃおもろくない!?」
べるさんが名案を言った時なみに声を大きくして言った。
「……べるさん、ここ人が多いんだからさ、もう少し声のボリューム下げて??」
「ええ?もう、仕方がないなぁ……。静かにはなってあげる…けど!本当に婚約破棄ものとか身分の差とかって面白いと思うの!!」
べるさんのその何気ない一言でズキッと胸が痛んだ。
「えー?俺はそこまで好きじゃないなぁ、貴族の話」
…………だって…前世を思い出すから。
………身分の差…ねぇ。
…俺は、前世、貴族と家臣という立場のせいで恋をすることが許されなかった。
けど………俺の心は、そんな事には従わなくて……。
禁断の恋をしてしまったんだ。
そして、ハッピエンドを迎えたはずなのに、身分の差ということで見事に母親父親に、お許しをもらえず、別れさせられたと言うものだ。
…………………だけど、別れる時、約束した言葉がある。
『来世…身分の差もない世界に生まれることができたら……また、出会って一緒に恋をしましょう』
と。
来世――今世でも会おうという約束だ。
………………でも、一緒の国にいるかもわからないし、居たとしても年齢が近いなんて限らない。
そんな、条件がピッタリ合うなんてしたら、それはもう奇跡だ。
「ななっし〜?なにぼーっとしてんの??」
べるさんが俺の顔を見て首を傾げた。
「えっ、あぁ、ごめんごめん。めっちゃ眠かっただけ」
俺は笑いながら答えた。
………そんな、前世のこと考えてましたーとか言っても信じてくれないだろうし(いや、そういう話が好きなら信じる可能性も…???)
「ななっし〜。さっき、めっちゃ可愛い子居たのに〜!眠くて見てなかったなんて可哀想!!」
べるさんが可哀想な人を見るような目で私を見た後、「うぇーんうぇーん」と嘘泣きをしたのだった。
「べるさーん、人前でーす。大の大人がはずいですよー?」
俺は呆れながら答えた。
「まだ学生だから大の大人とか言われる存在じゃありません!!」
べるさんがむっすーとして答えた。
…………なんか、子供を見てる気分。
俺たちはそんな会話を繰り返しながら色々と散歩していた。
普通に楽しかった。
あぁ…事件性もないな〜って思っていた直後……叫び声が聞こえた。
「な、ななっしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!(大声)」
……と。
「えっ?だ、誰?いや、うるさ!?これ、ななっし〜の知り合い!?と言うかこの声女子だよね!?もしかして…か、か、彼女!?」
べるさんがギョッとしながら俺を見る。
…………いや…俺の方がギョッとしたいよこの状況。
だって…だって…………
この声………来世また会おうって約束した―ーおどろく…さん…………なんだもん。
「ななっし〜さん!!またまた付き合いましょう!今回は何にも縛られずに!!」
おどろくさんだと思われる方が俺に手を差し伸べてきた。
「………えっ…おどろくさん…?」
「YES!!!」
俺が一応確かめるとおどろくさんが大きく頭を縦に振る。
「えっ?えっ???この美人とななっし〜が付き合うの!?出会ってすぐぽいのに!?」
べるさんは目を丸くして大きく口を開け叫ぶ。
「ななっし〜さん!!私、気付いた時には前世を思い出し、ななっし〜さんにまた会いたいと思っていました!!!けれど、たまに、会えないかも、っていう不安が私をつつみ込みました。でも!!前世の私たちのことを考えると、そんな不安なんてなくなるんです。ななっし〜さんの『俺だけを見てください』という言葉、おどろくたちが誓いあった『来世でも恋をし合おう』という言葉!!私たちの言葉を振り返ると、負けじと頑張れるんです!ななっし〜さん!今はまだ結婚とはいかなくても…………結婚を前提に付き合ってください!!!」
………えぇ???????
こんな感じに出会って、付き合うんだ!!??
まぁ、いやでも…………
「俺も、また出会えるなんて光栄です。もう、一生会えないものだと思ってた。………けど、こうやっておどろさんがまた、俺たちを結んでくれた。これはもう奇跡というか運命です。……おどろくさん、結婚を前提に付き合おう!」
俺たちは手と手を取り合った。
ちゃんちゃん♪
ーーーーーーーーーーーー
なな「…………って、そんなわけあるかぁぁぁぁ!!??はやいよ!?展開が!?」
おど「いーや、そりゃあ短編なんですから。当たりまえなのだですよ」
べる「うぅっ、グスッグスッ……ななっし〜が彼女を前世からずっと作ってるだなんて………。非リア同盟がぁぁ……。あっ、でも…おめでとっ!」
なな「えぇ…まぁ俺的にはこれで良いんだけどさ?ストーリー的には面白くないよね」
おど「それはそうなのだ。最初らへんしっかり考えたんだから後ろもしっかり考えとけなのだ」
べる「これ、普通にストーリーにしても面白そうなのにね」
なな「すぐに結婚しちゃったからね」
おど「まあ……それでも一応付き合ってみてとか考えられるけどね」
べる「まぁ……ここから挽回するのは難しいってことだね」