wkiさん誕生日記念ストーリーです。
主のただの妄想です。🤣
「…ッ、元貴……!」
「んっ、ちょ、ちょっと、若井……!」
止める間もなかった。
まるで自分を抱きしめたまま、感情の濁流に飲み込まれていくみたいだった。
湿った呼吸が絡まり合い、火照った肌がベッドシーツに擦れていく。
若井の腕の中で、大森は快楽の波に揺さぶられていた。
「も、もう……そんな奥まで突いたら……っ」
「やばい……元貴、もう我慢できない……!」
最後のひと突き。
若井の腰がぐっと深く沈みこみ、全身を貫くほどの衝撃が走ったその瞬間――
「……っ、あ゛あっ!!!」
大森の口から、快感と痛みが混じったような叫びが漏れた。
そのまま、2人は互いに絶頂を迎え、痙攣する体を抱きしめ合いながら、肩で息をしていた。
「……っは、若井……お前、最後のやつ、マジでエグかった……」
「ご、ごめん、でも元貴があんなに可愛い声出すから……抑えきれなくて……」
「……バカ……」
そう言いながらも、大森は満たされたような笑みを浮かべていた。
ただ――そのときはまだ、腰に走った小さな違和感が、本格的な「地獄」になるとは思ってもいなかった。
⸻
翌朝。
「ん……う……あれ?」
大森はベッドの上でゆっくりと体を起こそうとした瞬間、腰に鋭い痛みが走り、思わずうずくまった。
「……あ……いってぇ……」
(……え、ウソでしょ……?まさか、昨日の、あれで……?)
ギクッとした感覚。
自分でも思わず「プチぎっくり」と言いたくなる程度の痛みだったが、確実に“何かがズレた”という感覚があった。
「若井……起きて……ヤバい、腰……」
「えっ!?元貴、どした!?」
慌てて飛び起きた若井が、ベッドの端で大森の腰を支える。
「昨日の……お前のせいだろ……」
「え、まさか、あれで……?!」
「“あれ”しかねぇだろ」
大森は恨めしそうに睨んだが、痛みのせいか顔が若干青ざめている。
「ちょっ……ご、ごめん!!マジごめん!!」
「いいから、まず湿布……あとコルセット……持ってきて……」
⸻
数時間後、スタジオ入りした元貴は、痛みをこらえながらも笑顔で「おはようございます」と挨拶を交わしていた。
ただ、いつもと違って、歩くときに明らかに腰をかばっている。
それを見たスタッフが心配して声をかける。
「大森さん、大丈夫?なんか腰、痛そうじゃない?」
「ああ、ちょっと寝違えた……っていうか、寝腰……?」
「寝腰って何ですかwwwww」
なんとも苦しいごまかしだった。
スタッフが心配する中、藤澤も不安そうに覗き込む。
「元貴、大丈夫?顔色悪いよ?」
「涼ちゃんは黙ってて……なんかもう……恥ずかしいから……」
「え?」
「いや、なんでもない……!」
⸻
それからというもの、大森はコルセットを巻いたまま、椅子に座って作業をする日々。
リハーサルも、スタッフに支えられながら歩くほどだった。
若井はそのたびに自己嫌悪に陥る。
(あぁぁ……マジで、俺のせいだ……!!)
どんなに謝っても、「最後の一突きが強すぎた」という事実は消えない。
⸻
そんな中、迎えた10月8日――若井の誕生日。
テレビ局の控え室にて。
「元貴……本当にごめん……俺のせいで……」
若井が目を伏せながら囁くと、大森はぽつりと笑った。
「お前は……悪くないよ」
「でも、誕生日にさ、元貴とイチャイチャしたかったのに……」
「今日は……キスだけ、な」
「……えっ」
「動けねぇから。それでもよければ……こっち、来いよ」
そっと唇を差し出す大森に、若井はそっと膝をついて、優しくキスをした。
「元貴……ありがとう。……誕生日、一緒にいてくれて」
「……おめでとう。これからも、俺のこと大事にしてくれよ?……腰も含めてな」
「ははっ……はい。超大事にします」
✨happy birthday✨
💕HILOTO WAKAI💕
END
コメント
6件
うわー!1日遅れちゃったー💦すみません! そっか…もっくん、腰、痛くしちゃってましたもんね… 1日遅れちゃったけど、ひろぱお誕生日おめでとう🎉
大森さんが車椅子乗ってる写真思い出したw痛そうにしてたもね 若井さーんお誕生日おめでとう(*」´□`)」!
わわ…これを何度妄想した事か…‼️😔💗ほんとうに主さんの作品全てだいすきすぎます…😥💕いつもほんとに悶えまくってますありがとうございます😫💗