コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
小学校2年生
私は初恋をした。
私の小学校は少人数で7人のクラスだった、男の子は2人 女の子は5人。
私達は恋愛事が大好きで男の子は2人しか居ないのにどっちが好き?とか話していた、でもみんな口を揃えて「どっちも恋愛対象じゃないよね~」と笑っていた。
5人という人数の少なさなのに 私達は仲良しグループが出来ていた。
世奈
優奈 愛莉
風鈴 花梨
風鈴というのは私だ。私は花梨ちゃんととても仲が良かった
花梨ちゃんは,小学校に上がって初めて出会った。
なんとなく仲良くなって、いつの間にか2人でずっと居るようになった。
花梨ちゃんはみんなの前では静かな女の子で、でも私の前では明るく 前向きな子だった 私はクラスのリーダー的存在だったが、本当は内気な性格だからとても尊敬していた。
花梨ちゃんは、私意外とあまり話す様子はなく 私だけの存在な気がしていた,正直他の子と話しているととても嫉妬をしてしまう。
国語の授業の時だ。教科書に書いてあるストーリーをグルーブに別れて演劇のようなものをする事になった。
私は花梨ちゃんと同じグループになった、とても嬉しかった。
でもグループという物は気に入らなかった。
何故なら、花梨ちゃんが他の子に本当は魅力的な子だ。と気付かれたくなったからだ。
気づかれてしまったらきっと私から居なくなってしまうのがとても怖かった。
でも、グルーブで演劇の練習をしている時もあまり花梨ちゃんは私以外と話す動作は少なかった とても安心した。
「風鈴ちゃん、次私たちの所の練習だって。恥ずかしいね」
と言って私の手を引いて スタートの位置の椅子に座った。
その時花梨ちゃんは私のすぐ側に座っていた。
とても花梨ちゃんという存在を意識してしまい,心臓が今までにないくらい ドッドッドッ と鳴る。
顔もなんだか熱くなり,この時私は気づいた。
「好きなんだ。」
あの子,花梨ちゃんが好きなんだ。
あとが き
第1章終幕
ノンフィクション