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小学生が書いているので多めにみて下さい。
第2章:消えた凸レンズ
警察の検視により、宗介の死亡推定時刻は、火災が発生したのとほぼ同時刻の「午後2時頃」と断定された。事件当時、容疑者たちの行動は以下の通りだった。深見 拓海:午後1時から2時まで、本館の応接室で神崎・玲香とずっと一緒にいた。(完璧なアリバイがある)甲斐 冴子:午後1時半頃に温室のそばを通ったが、その時は宗介が椅子で居眠りしているのが見えただけで、異変はなかったと証言。「全員にアリバイがあるか、あるいは犯行不可能な状況ですね」玲香が現場の温室でメモを取りながら言った。「それに先生、いくら真夏とはいえ、ガラス越しの太陽光だけで人が燃え出すなんてあり得ますか? 幼い頃に虫眼鏡で紙を焦がす実験をしましたが、あれは焦点を合わせ続けないと……」「そうだ、玲香。まさにその『虫眼鏡(凸レンズ)』さ」神崎は床に散らばった、消火の際に割れたガラス破片を一つずつ拾い上げ、光にかざした。「もし犯人が、天井のガラスに巨大な凸レンズを仕込み、太陽光を宗介の衣服に一点集中させたとすれば、衣服の引火点(約250度〜400度)に達して火災を起こすことは可能だ。宗介は睡眠薬か何かで眠らされていたんだろう。だから熱さを感じずにそのまま……」「でも、天井のガラスはすべて平らな『新型有機ガラス』です。光を集めるようなレンズなんて、どこにも見当たりませんよ?」神崎は不敵な笑みを浮かべ、地面の植木鉢の影に目をやった。そこには、わずかに濡れたような「水たまり」の跡があった。しかし、温室の自動散水システムは午前中で止まっていたはずだった。「なるほど、そういうことか。犯人は、誰も見たことのない『消えるレンズ』を使ったんだ」
コメント
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くまさん、第10話読ませていただきました!「消える凸レンズ」、すごく気になる展開ですね。神崎先生が「誰も見たことのないレンズ」って言い切ったところ、ゾクッとしました。水たまりのヒントも効いてて、小学生が書いてるとは思えないほどトリックがしっかりしてるなと感じました。続きが気になります!🌷