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すち「まってまって」
すち「理解が追いついてないです」
まじでどういうこと??
急に追放判決言い渡されたんだけど。
ごめんもう1回いう。まじでどういうこと??
すち「、、、えっと確認したいのですが」
すち「俺何しましたかね、、、?」
俺が大きなはてなマークを浮かべて立ち尽くす俺に、町長は冷酷な視線を向けた。。
町長「いやいや、なにをとぼけているのだ」
町長「お前が”結界を壊した”のだろう??」
町長「目撃者はいるのだ。」
すち「、、、は?」
思わず声が出てしまった。
俺が結界を壊した??
・・・
一旦フリーズしてしまった。
よし、状況を整理しよう。
つまり、俺がモヤに壊され結界を直そうと手許た瞬間を見られたってことだよね?
すち「あの、、、俺は壊してなくて黒いモ」
町長「言い訳を言うのではない!!!」
今までより大きな声で俺の声を遮ってきた。
町長「お前が壊したのはもう分かっているのだ」
町長「お前が次に言う言葉は”はい”か”分かりました”の二択だけだ。」
穏やかで常に冷静な判断ができるからこそ町長に選ばれた男だ。その面影を破壊するくらい大きく圧のある声だった。
それにしても、おかしい。
たった一人が見ていたぐらいでこんな追放っていう判断までいくかな?
自分の頭をフル回転させて考えた。
この前の事件では本人が違うという場合は追放まではいかなかった。
じゃあなんで俺の場合はこんなにいくんだ?
結界は相当な重罪だったのかな?
その時近くで見ていた住人同士話していたことが俺の耳に聞こえてしまった。
住人「やっとあいつが追放できるな。笑」
住人「あぁ。羊としかしゃべんねぇし怖かったんだよなあ」
住人「それにあの時の事件。お前知ってるか?あいつのせいらしいぜ」
住人「この町が不運になるからはやくはい。っていってくんないかな」
その後は聞きたくなくて思わず耳を塞いでしまった。
――――あぁ。そういうことか。
事件のことも含め全部俺が居なくなればよかったのか。
みんな俺が邪魔だったんだ。
なら俺は、
すち「わかりました。」
冷え切った声がでた。
すち「ここにいる全員にとって俺は邪魔者ってことですよね?」
俺は赤く燦々と光る瞳で、その場にいる全員を鋭く睨んだ。
今回のことより前に俺をどうにかして追放させようとしていたんだ。
それで俺が壊れた結界をもっているのを見たからいいチャンスだってなったんだろう。
そういうことなら喜んででてくよ。
すち「なら俺は出ていくよ。」
すち「さよなら」
そして俺は誰とも目を合わせないで町長の家を走って出ていった。
俺が出ていくときにはだれも声をあげなかった。
ひとしきり走り自分の家にいった。必要なものだけをカバンに詰めて家を出ていった。
最後に牧場へ向かった。
心残りはこいつらの存在だけだったから。
俺が一人の時も、ずっと、ただそばにいてくれた。
すち「、、、ありがとう。」
羊たちの前でさっきまで無表情だった彼は精一杯の笑顔で羊たちへ言った。
すちの笑顔と言葉に反応し、たくさんの羊たちが一斉に鳴いた。
全頭の頭をなでておれは牧場をでた。
出る時に瞳から水滴が零れ落ちた。
だけどそれを拭おうとせず、前だけを向いて結界の外へ向かって歩いていった。
結家の外に出て人がいないことを確認した。
すち「、、、よし、いないな」
すち「早くここを離れたいから、テレポートでも使ってどこかへ飛ぼうかなー。」
んー、、、今最低限のものしかないからたくさんものを売っている場所へ行きたいな。
あっ!じゃあ本で見たことがある王都にしようかな。1回行ってみたかったんだよね。
すち「人に見つかりにくいところがいいから、王都に人けの少ない路地裏で!」
すち「テレポート」
★テレポート
実際にいったり、本で見たことのある景色の場所へ一瞬で移動をすることができる。想像すればするほどより行きたい場所へ行ける。
パッ!
すちの周りに緑の光ができ、すちを覆った。
光がなくなった頃にはすちの姿は見当たらなかった。
パッ
緑の光が消え薄暗い路地裏へやってきたのがわかった。
すち「うぉー。ここが王都かぁ」
路地裏だからだけど、暗くて静かだからここがあの王都とは思えなかった。
すち「まあ歩いていれば見えてくるでしょう。」
今まで向いていた方とは反対側の方を向き歩き出した。
その瞬間、静寂を切り裂くように、鈴を転がしたような綺麗な悲鳴が響いた。
???「わぁ!み、緑頭の人・・・っ!助けてください!」
ころさな
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