この作品はいかがでしたか?
21
この作品はいかがでしたか?
21
「きゃああああ!んなっ、何よこれぇええ!!」
私の名前は明葉蛍!
それで、本題に入るんだけど……
朝起きたらこれでもかって言うほど太い足にぺっちゃんこの胸!
鏡を見ると私じゃない顔!
そう、突然だが私は
漫画みたいな展開だけど、本当なんだよぉ。信じてぇ……。
「みどりー?急に奇声なんかあげてどうしたの?ご飯出来てるわよー」
ドアからみどりのお母さんらしき人が顔をのぞかせた
えっとえっとぉ……みどりってどんな性格だったっけぇ……
あそうだ陰キャだぁ~……
「だ、大丈夫だよ。朝ごはん食べるね」
思いっきり暗い声を頑張って出した。
「そう?あ、食パンだけど乗っけるのはジャムで良かったわよね?」
「うん。ありがとう」
陽キャの私、陰キャになるのは緊張します……。
「美味しかった。行ってきます」
「あら、もう行くの?」
え?もう行くって……ぁ。
みどりって、いっつも門が閉まる5分前に来るんだっけ……??
若干入れ替わった事に慣れてきている自分に戸惑いながらも、腕に着けた紺色のシンプルな時計を見る
門が閉まるまでまだ30分……結構あるな。暇だしスマホゲームでもしてよーっと。
「なんだかおかしいと思ったけど、やっぱりいつものみどりね」
みどりのお母さんがにっこり笑った。
うーん……中身は蛍ですって、言いたいよぉ……
スマホを弄りながら状況を整理する。
まって。私、結構大変な状態じゃない?
コメント
19件
てぇへんだてぇへんだ
入れ替わってから大変な状況って気づくまでが……なんでもないや!