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#不倫
#離婚
私は、俊介さんとお義母さんから感じる違和感の正体を突き止めたいと思った。そうでないと私は解放されないのではないか。
―― こんなことを考えないといけないなんて
どうして俊介さんは、私を家に縛ろうとするのか。専業主婦のお義母さんが理想なのか。俊介さんの出社日、私は彼の会社へ行くことにした。
―― 職場での俊介さんを、見てみたかった
良妻を演じながら、ね。
「どうしようか……」
会社前まで来て、足がすくむ。
―― でも、このままではいられないのよ
私はバッグからスマホを出し、家族SNSへメッセージを打ち込む。
『披露宴でお世話になったお礼と、会社の皆さんに差し入れ…』
と書いて、指が止まる。そして、消した。事後報告でいいや。えいっ、と思い切りが必要なこともある。
私が消したメッセージの上には、俊介さんがお昼に食べた焼き魚定食の写真と
『バランスのいい昼食ね。午後も頑張って』
というお義母さんのメッセージがあった。大きく一歩を踏み出した私は、ビルに入ると受付の受話器に手を掛けた。
「あら…?」
という女性の声に振り向くと、俊介さんの上司である二階堂さんがこちらを見ている。外出先から戻ったのだろう。
「柏木くんの奥さん?」
ウェディングドレス姿でしか会っていないので、二階堂さんは確かめるように私を見ていた。
「はい、柏木です。披露宴では大変お世話になりありがとうございました」
二階堂さんには披露宴で乾杯の挨拶をしてもらった。
「素敵な披露宴でしたね。おめでとうございます。今日は柏木くんに何か?」
「いえ。近くまで来たので、二階堂さんにお礼と、他の方にも参列いただいたりお世話になりましたので少し差し入れを、と思って」
私がそう言うと、二階堂さんは私の持つ大きな紙袋に目をやった。
コメント
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ドキドキ🫀バクバク…事後報告! この二階堂さんが強力してくださるとかないかなぁ。