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3件

𝑳𝑶𝑽𝑬( ꜆ . ̫ . ) ꜆ ⌒♡
srngです
自衛よろしくお願いします
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[……月が綺麗ですねってあれ、どうやって返すのが正解なんでしょう、]
<あー、夏目漱石の、I Love Youを訳したやつね。うーん、you tooって言いたいから、「そうですね」とか、いや、これじゃしょぼいか、>
二人で返答を考える意味も考えずぼんやりと考える。日本人とは面倒くさくもロマンチストなのだなぁと再認識する。
頭を捻っても出てくる気がしないので隣で座っている愛するパートナーに擦り寄り手を握ってみる。
<なに、どしたの、>
[こうしたら出てくるかなって、]
手を握ってぼんやりと考える。恋人の手を握っているだけで幸せになれるものだ、
それでも答えは出てこないもので、うーんと頭を捻ってみる。
<凪ちゃん>[どうしたんですか、]
<しよっか。>[……ムードって知ってます?]いきなりの言葉に絶句しつつハテナを浮かべる。
<だって、ILoveYouの返答だよ?愛し合ってたら浮かぶでしょ〜。>[貴方時々バカになるのやめません?]
そういいながらも指を絡めて同意するように彼の肩にもたれる。
彼はそれをみてふっと笑ったあと軽いと言うようにひょいっと持ち上げてくてくとお風呂へ向かった。
[自分で準備しますから、降ろして]
<今日は俺がやりたい。>
そう言って私を降ろした後スルスルと身につけている物を器用に取っていく。私は諦めて彼に身を任せる。
一糸まとわぬ状態にされ、お風呂場へと案内される。なんとも恥ずかしいものだが、準備を手伝ってくれるというのもまた愛だよなぁ、なんて呑気に考えてみる。
お風呂場の椅子に座れば、彼がシャンプーもリンスも終わらせてくれた。
それにしても、彼の手際が良いもので準備がテキパキとこなされていく。
恥ずかしささえ何処かへ置いて来れれば毎回頼みたいくらいの手際の良さなのだ。
ぼーっとしていればふわふわのタオルで頭を拭かれる。そのまま体の水滴を取った後、私にパーカーを手渡してくる。
どう見ても私の大きさでは無い。彼の物だろう。私は何も聞かずにそれを上からガバッと着た。元々オーバーサイズなのだろう。大きすぎて下まで余裕で隠れる。[先に待っておけば良いですか?]<そうだね。待ってて。>
私は彼がシャワーを浴びて帰ってくるのを寝室で待つことにした。
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