また明日隣の席で

飛貴と話すようになってもう１ヶ月。

私は飛貴がいるのが当たり前になっていた。

塾の先生には

阿部「なんか、最近楽しいことあった？」

なんて聞かれたんだけど( ˊᵕˋ*)

阿部ちゃん先生は優しいから、

気づいちゃったのかな。

私が飛貴と話せて浮かれてるって。

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阿部「はぁーい、みんな聞いてー」

阿部「えっと、もうすぐ冬休みですよね、」

そう。私たちは高二の冬休みを迎えるところ！

阿部「そこでっ！3年のクラス分けに向けて進路希望調査を取ります。」

え、無理無理無理!!!!!

頭悪いし、今だって授業だけで精一杯なのに…

どうしよ、

阿部「行きたい学校と学力で、3年生ではこのクラスを３つに分けます。」

は？嫌だ、普通にバカがバレるじゃんっ!!

１,２年ではひとつしかクラスなかったのに、

なんでよ、

先生が進路希望調査票を配る。

飛貴「…か、……かっ！……まい、……苺花っ!!!!!」

苺花「うわっ！びっくりした😳」

飛貴「びっくりしたじゃないよ、何回も呼んでんじゃん、」

苺花「え、あ、ごめんね、ぼーっとしてた、」

飛貴「なにそれ笑」

苺花「笑」

飛貴「苺花はどこって書く？」

苺花「えっと、わたしは………ひ、飛貴は？」

飛貴「んと、俺は立教大学かな〜、」

苺花「そうなんだ、」

飛貴「うん。苺花は？」

苺花「まだ悩み中。」

飛貴「そっか、一緒のクラスだったらいいね、笑」

苺花「う、うん。そうだね。」